other versions
- wheezy 4.1.0.20011224-6
other sections
KEYBOARD(4) | Device Drivers Manual | KEYBOARD(4) |
名前¶
keyboard - キーボード入力ドライバ書式¶
Section "InputDevice" Identifier "idevname" Driver "keyboard" ... EndSection
説明¶
keyboard は XFree86 のキーボード用入力ドライバである。 このドライバは OS が提供する標準のキーボードインタフェースに対応する。 このドライバは現在はコア X サーバに組み込まれている。 keyboard ドライバはキーボード入力デバイスとして動作し、X サーバのコアキーボード として利用できる。このドライバは現在はコア X サーバに組み込まれており、 複数インスタンスはまだサポートされていない。詳細設定¶
詳細設定の一般的な部分と、全ての入力デバイスで利用できるオプションに ついては XF86Config(5x) を参照すること。 このセクションではこのドライバ固有の詳細設定のみを扱う。 以下のドライバオプション( Options 項目)がサポートされている:- Option "Protocol" "string"
- マウスのプロトコルを指定する。有効なタイプは以下の通り:
Standard, Xqueue
必ずしも全てのプラットフォームで全てのプロトコルがサポートされているわ
けではない。
デフォルト値: "Standard"
- Option "AutoRepeat" "delay rate"
- キーボードの自動リピートの動作を設定する。 全てのプラットフォームで実装されているわけではない。 delay はキーのリピートが始まるまでのミリ秒単位での時間である。 rate は秒あたりのキーリピートの回数である。 デフォルト値: "500 30"
- Option "XLeds" "ledlist"
- ledlist で指定したキーボードの LED を、伝統的な機能(Scroll Lock, Caps Lock, Num Lock)ではなく、クライアントが使えるようにする。 リストの範囲は 1 から 3 である。 デフォルト値: 空リスト
- Option "XkbDisable" "boolean"
- XKEYBOARD 機能拡張を有効または無効にする。 コマンドラインオプション -kb は、設定ファイルでのオプション指定より 優先される。 デフォルト値: XKB は有効
- Option "XkbRules" "rules"
- XkbModel, XkbLayout, XkbVariant, XkbOptions の設定を解釈するために使う XKB の規則ファイルを選択する。 デフォルト値: ほとんどのプラットフォームで "xfree86" だが、日本の PC-98 プラットフォームでは "xfree98" である。
- Option "XkbModel" "modelname"
- XKB のキーボード名を指定する。 デフォルト値: ほとんどのプラットフォームで "pc101" だが、 日本の PC-98 プラットフォームでは "pc98"、 x86 用 Solaris8 では "pc101_sol8x86" である。
- Option "XkbLayout" "layoutname"
- XKB のキーボードレイアウト名を指定する。 これは普通、キーボードの国や言語の種類である。 デフォルト値: ほとんどのプラットフォームで "us" だが、 日本の PC-98 プラットフォームでは "nec/jp" である。
- Option "XkbVariant" "variants"
- XKB のキーボードの可変要素を指定する。 これはキーボードレイアウトの詳細部分を改善するために利用できる。 デフォルト値: 未設定
- Option "XkbOptions" "options"
- XKB のキーボードのオプション要素を指定する。これはキーボードの 動作を改善するために利用できる。 デフォルト値: 未設定
関連項目¶
XFree86(1), XF86Config(5x), xf86config(1), Xserver(1), X(7)Version 4.1.0 | XFree86 |