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XtNameToWidget(3Xt) XT FUNCTIONS XtNameToWidget(3Xt)

名前

XtNameToWidget, XtWindowToWidget - 文字列のウィジェットへの変換、ウィンドウのウィジェットへの変換

書式

Widget XtNameToWidget( reference, names);
 

Widget reference;
 

String names;
Widget XtWindowToWidget( display, window)
 

Display * display;
 

Window window;

引き数

display
ウィンドウが定義されているディスプレイを指定する。
names
対象とするウィジェットの完全に限定された名前を指定する。
reference
検索を始める最初の参照ウィジェットを指定する。
window
ウィジェット求めるウィンドウを指定する。

説明

関数 XtNameToWidget は、名前が指定した名前の最初の要素に一致し、参照のポップアップした子ウィ ジェット(参照が compositeWidgetClass のサブクラスならば、通常の子ウィジェット)であるようなウィジェットを探 す。 それから、指定した名前から最初の要素を取り除いた後、この関数はそのウィ ジェットを新しい参照として使い、検索を繰り返す。 指定したウィジェットを見つけることができなかった場合、 XtNameToWidget は NULL を返す。
引き数 names は、指定した参照ウィジェットについてのウィジェット名を持ち、 指定した参照ウィジェットの直接の子ウィジェットでないウィジェットに対し ては複数のウィジェット名(ピリオドで区切る)を持つことができる点に注意す ること。
参照ウィジェットの複数の子ウィジェットが名前とマッチした場合、 XtNameToWidget は任意のいずれかのウィジェットを返す。 イントリンシクスでは、全ての子ウィジェットがユニークな名前を持つことは 要求されない。 指定した names が複数の要素を持ち、複数の子ウィジェットが最初の要素に マッチした場合、この子ウィジェットに続く単独の枝が名前の付いたウィジェッ トを持っていなければ、 XtNameToWidget は NULL を返すことがある。 つまり、 XtNameToWidget は、ウィジェットツリーを戻って他のマッチする枝を追うことはない。
関数 XtWindowToWidget は、指定したウィンドウとディスプレイポインタを適切なウィジェットのイン スタンスに変換する。

関連項目

X Toolkit Intrinsics - C Language Interface
 
Xlib - C Language X Interface
Release 6.5 X Version 11