Scroll to navigation

MKNOD(1) ユーザーコマンド MKNOD(1)

名前

mknod - ブロックデバイス、キャラクタデバイスの特殊ファイルを作成する

書式

mknod [ OPTION]... NAME TYPE [MAJOR MINOR]

説明

スペシャルファイル NAME をタイプ TYPE で作成します。
長いオプションに必須の引数は短いオプションにも必須です。
-m, --mode=MODE
ファイルのパーミッションを a=rw - umask ではなく、(chmod のように) MODE に設定する
-Z, --context=CTX
作成した NAME に SELinux セキュリティコンテキスト CTX を設定する
--help
この使い方を表示して終了する
--version
バージョン情報を表示して終了する
TYPE が b, c, u の場合は MAJOR と MINOR の両方を指定しなければいけません。TYPE が p の場合は省略しなければなりません。MAJOR と MINOR が 0x または 0X で始まる場合に は十六進数として解釈されます。0 で始まる場合には八進数で、それ以外は十進数で解釈 されます。 TYPE は次の通りです:
b
ブロック型(バッファリングされる)スペシャルファイルを作成
c, u
キャラクタ型(バッファリングされない)スペシャルファイルを作成
p
名前つきパイプを作成
注意: 使用しているシェルによっては組み込みコマンドとして mknod を持っている場合 があり、通常はここで記述しているバージョンより優先的に使用されます。シェルの 文書を参照してオプションなどの詳細を確認してください。

作者

作者 David MacKenzie。

バグの報告

mknod のバグを発見した場合は bug-coreutils@gnu.org に報告してください。 GNU coreutils のホームページ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> GNU ソフトウェアを使用する際の一般的なヘルプ: <http://www.gnu.org/gethelp/> mknod の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 完全な文書を参照する場合は info coreutils 'mknod invocation' を実行してください。

著作権

Copyright © 2012 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>. This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.

関連項目

mknod(2)
mknod の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および mknod のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
info mknod
を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。
2012年4月 GNU coreutils