NAME¶
gfreg - Gfarm
ファイルシステムへのファイル,ファイルフラグメント,ディレクトリの登録
SYNOPSIS¶
gfreg [
-p ] [
-h
ファイルシステムノード
|
-H
ホストファイル名
|
-D ドメイン名 ] [
-a architecture ]
program ...
gfarm-URL
gfreg [
-i ] [
-h
ファイルシステムノード
|
-H
ホストファイル名
|
-D ドメイン名 ]
localfile ... gfarm-URL
gfreg -N
フラグメント総数
-I
フラグメント番号
[
-h
ファイルシステムノード
|
-H
ホストファイル名
|
-D ドメイン名 ]
localfile ... gfarm-URL
gfreg -r [
-h
ファイルシステムノード
|
-H
ホストファイル名
|
-D ドメイン名 ] [
-a architecture ] [
directory |
program |
localfile ]
...
gfarm-URL
DESCRIPTION¶
第1の形式の場合,引数
program
に指定したローカルディスク上の
プログラム・ファイルを,gfarm-URL
に登録します.gfarm-URL
がディレクト
リの場合は,複数の
program
を指定することができます.これ以降,
gfrun および gfmpirun_p4
で指定するプログラム名として,この
URL が
使えるようになります.オプション
-p
がない場合には,実行が許可されてい
る program
のみ指定できます.ある場合には,実行が許可されていないファイ
ルも指定できますが,このファイル名を
gfrun および gfmpirun_p4 で指定し
ても,実行できません.オプション
-a
でプログラムの動作するアーキテ
クチャを指定しなかった場合,あるいはオプション
-h
で登録するファイルシ
ステムノードを指定しなかった場合には,gfreg
コマンドを実行したホストの
アーキテクチャと同じであると仮定します.ただし,そのホストが
Gfarm メ
タサーバに登録されている必要があります.
第2の形式の場合,一つ以上の複数のlocalfileをGfarmファイルとして
登録します.オプション
-i
がない場合には,実行が許可されていない
localfile
のみを指定できます.ある場合には,実行許可とは無関係に
localfile
を指定できます.ファイルの複製が作成されるファイルシス
テムノードは自動的にCPU負荷により選ばれますが,オプション
-h, -H, -D
のいずれかにより選択されるファイルシステムノードを制限することができます.
第3の形式の場合,localfileをGfarmファイルのフラグメントとして登
録します.オプション
-N と -I
で,総フラグメント数と,このlocalfileの
フラグメント番号を必ず指定する必要があります.Gfarm-URL
がディレクトリ
の場合は localfile
を複数指定することが可能です.ファイルの複製が作成
されるファイルシステムノードは自動的にCPU負荷により選ばれますが,オプ
ション -h, -H, -D
のいずれかによりにより明示的に指定することもできます.
ただ,ファイルシステムノードで
gfreg
を実行した場合は常に自ノードが
選ばれてしまうため,ファイルを分散させて配置したい場合はオプション
-h, -H, -D
のいずれかを指定する必要があります.
第4の形式の場合,directory,
program, localfile を gfarm-URL に
登録します.directory
にサブディレクトリやファイルが含まれていれば再帰
的に登録します.ディレクトリに含まれている,あるいは,引数
localfile
で指定されている非実行ファイルは,一つのフラグメントからなる
Gfarmファ
イルとして登録されます.
Gfarm-URL
がディレクトリとして存在する場合は,複数の
directory, program, localfile を Gfarm-URL
ディレクトリに登録します.
他の形式と異なり,これらをいっしょに引数として指定することもできます.
gfarm_URL
が存在しない場合は,directory,
program, localfile のいずれか
一つを登録できます.
ファイルが登録されるファイルシステムノードとオプション
-a -h について
は,上記の第1の形式での説明を参照しください.
OPTIONS¶
- -f
- gfarm-URL
がファイルとして存在していても,強制的に上書きします.
- -?
- 引数オプションを表示します.