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CUT-DIFF(1) Cutterのマニュアル CUT-DIFF(1)

名前

cut-diff - 色付きで2つのファイルの違いを表示

書式

cut-diff [オプション...] ファイル1 ファイル2

説明

cut-diffはCutterで使用している差分表示機能を利用したdiffコマンドです。色付きでわかりやすく差分を表示したい場合に便利です。patchコマンドと一緒に使う、色がなくても問題ない、などの場合は通常のdiffコマンドがおすすめです。

オプション


--version
バージョンを表示して終了します。

-c [yes|true|no|false|auto], --color=[yes|true|no|false|auto]
色付きで差分を表示するかどうかを指定します。yesまたはtrueの場合は色付きで表示します。noまたはfalseの場合は色なしで表示します。autoの場合は色付けできそうな場合は色付きで表示し、そうでない場合は色なしで表示します。
 
デフォルトはautoです。

-u, --unified
unified diff形式で出力します。

--context-lines=LINES
差分の周辺LINES行を表示します。
 
デフォルトでは全部の行を表示します。unified diff形式の場合は3行です。

--label=LABEL, -L=LABEL
ヘッダのラベルにLABELを使います。1つめの--labelオプションで指定した値はfile1のラベルになり、2つめの--labelオプションで指定した値はfile2のラベルになります。
 
デフォルトではファイル名を使います。

終了ステータス

エラーが発生した場合は0以外、そうでない場合は0を返します。
TODO: 変更がない場合は0、変更があった場合は1、エラーが起きた場合は2を返すこと。

以下の例は、 file1file2の差分を表示します。
    % cut-diff file1 file2
以下の例は、 file1file2の差分をunified diff形式で表示します。
    % cut-diff -u file1 file2

関連項目

diff(1)
 
February 2011 Cutter