re_comp, re_exec - BSD の正規表現関数
#define _REGEX_RE_COMP
#include <sys/types.h>
#include <regex.h>
char *re_comp(char *regex);
int re_exec(char *string);
re_comp() は、
regex
で示されるヌルで終端された正規表現をコンパイルするために使用される。
コンパイルされたパターンは静的な領域を使用しており、そのパターンバッファ
は以降の
re_comp()
の使用によって上書きされる。
もし
regex が NULL
ならば何の操作も行われず、パターンバッファの内容は
置き換えられない。
re_exec() は、
string
が指すヌルで終端された文字列が前回コンパイルされた
regex
にマッチするかどうかを評価するために使用される。
返り値¶
re_comp() は、
regex
のコンパイルに成功した場合
NULL を返し、
それ以外の場合は適切なエラーメッセージへのポインタを返す。
re_exec()
は、一致した場合 1
を、失敗した場合 0
を返す。
マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)¶
関数
re_comp() と
re_exec()
はスレッドセーフではない。
4.3BSD.
これらの関数は廃止予定である。代わりに
regcomp(3)
に書かれている関数を使用すべきである。
関連項目¶
regcomp(3),
regex(7), GNU regex manual
この文書について¶
この man ページは Linux
man-pages
プロジェクトのリリース
3.65 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man-pages/
に書かれている。