GOOBOX(1) | General Commands Manual | GOOBOX(1) |
NAME¶
goobox — 取り込みもできるグラフィカルな GNOME 用CDプレーヤー
SYNOPSIS¶
goobox [オプション] [...]
説明¶
goobox は GNOME 3 デスクトップ環境用の簡単に使えるグラフィカルCDプレーヤーで取り込みも可能です。CDの再生や取り込み (つまりファイルに保存)、さらにジャケット表示もできるようになっています。
取り込みと再生には
GStreamer
フレームワーク、索引には
musicbrainz を使います。
オプション¶
アプリケーションオプション:
- --eject
-
CDを取り出します - --next
-
次のトラックを再生します - --play
-
起動時にCDを再生します - --previous
-
前のトラックを再生します - --quit
-
アプリケーションを終了します - --stop
-
再生を停止します - -d --device=デバイスのパス
-
使うCDデバイスを指定します - --display=ディスプレイ
-
使うXディスプレイを指定します - -v --version
-
プログラムのバージョンを表示します - --toggle-play
-
再生を切り替えます - --toggle-visibility
-
メインウィンドウの表示を切り替えます
ヘルプオプション:
- -h --help
-
ヘルプオプションを表示します: - --help-all
-
全ヘルプオプションを表示します - --help-gst
-
GStreamer オプションを表示します - --help-gtk
-
GTK+ オプションを表示します
GStreamer オプション:
- --gst-version
-
GStreamer のバージョンを表示します - --gst-fatal-warnings
-
全警告を致命的にします - --gst-debug-help
-
利用できるデバッグ用のカテゴリを表示して終了します - --gst-debug-level=レベル
-
デバッグレベルを1 (エラーのみ、デフォルト) から9 (全情報)、出力しない0から指定します - --gst-debug=リスト
-
「カテゴリ名:レベル」の組で各カテゴリに特定のレベルをセットします。コンマで区切って列挙することで複数をセットできます。例: GST_AUTOPLUG:5,GST_ELEMENT_*:3 - --gst-debug-no-color
-
デバッグ用出力の着色を無効にします - --gst-debug-color-mode
-
デバッグログの着色モードを変更します。指定できるモード: off、on、disable、auto、unix - --gst-debug-disable
-
デバッグを無効にします - --gst-plugin-spew
-
プラグイン読み込みの診断を冗長にします - --gst-plugin-path=パス
-
プラグインの置かれているパスをコロンで区切って指定します - --gst-plugin-load=プラグイン
-
環境変数 GST_PLUGIN_PATH に列挙されている以外に事前ロードしておくプラグインをコンマで区切って指定します - --gst-disable-segtrap
-
プラグイン読み込み時のセグメンテーション違反の捕捉を無効にします - --gst-disable-registry-update
-
レジストリの更新を無効にします - --gst-disable-registry-fork
-
レジストリを走査する際に fork() を使わないようにします
GTK+ オプション:
- --class=クラス
-
ウィンドウマネージャにより利用されるプログラムのクラスを指定します - --name=名前
-
ウィンドウマネージャにより利用されるプログラム名を指定します - --gtk-module=モジュール
-
追加で読み込む GTK+ モジュールを指定します - --gdk-debug=フラグ
-
GDK デバッグ用フラグを指定します - --gdk-no-debug=フラグ
-
セット解除する GDK デバッグ用フラグを指定します - --gtk-debug=フラグ
-
GTK+ デバッグ用フラグを指定します - --gtk-no-debug=フラグ
-
解除する GTK+ デバッグ用フラグを指定します - --g-fatal-warnings
-
全警告を致命的にします
関連項目¶
著者¶
このマニュアルページは Dan Korostelev dan@ats.energo.ru により Debian システム向けに書かれました (他のシステムでも使えますが)。その後 Helge Kreutzmann debian@helgefjell.de により更新されました。GNU General Public License (GPL) のバージョン2またはフリーソフトウェア財団により公開された、それ以降の任意のバージョンに記載の条件の下でこの文書を複製、配布、変更する許可を与えられています。
Debian システムでは
/usr/share/common-licenses/GPL に GNU General Public License
の全文があります。