Section "Device"
Identifier "devname"
Driver "neomagic"
...
EndSection
neomagic
は多くのラップトップコンピュータで使われている
Neomagic グラフィックス
チップセット用の XFree86
ドライバである。
対応カード¶
neomagic
は以下のチップセットに対応している:
- MagicGraph 128 (NM2070)
- MagicGraph 128V (NM2090)
- MagicGraph 128ZV (NM2093)
- MagicGraph 128ZV+ (NM2097)
- MagicGraph 128XD (NM2160)
- MagicGraph 256AV (NM2200)
- MagicGraph 256AV+ (NM2230)
- MagicGraph 256ZX (NM2360)
- MagicGraph 256XL+ (NM2380)
このドライバは NM2070
を除く全てのチップセットで深さ
8, 15, 16, 24 に
対応している。NM2070
は深さ 24
に対応していない。
深さ 24
を除く全ての深さでアクセラレーションが効く。
深さ 24
でアクセラレーションが効くのは
NM2200
以降のモデルだけである。
深さ 8
では全てのビジュアルがサポートされている。他の深さでは
TrueColor と DirectColor
ビジュアルがサポートされる。
詳細設定¶
詳細設定の一般的な部分については
XF86Config(5x)
を参照すること。
このセクションではこのドライバ固有の詳細設定のみを扱う。
以下のドライバオプション(
Options
項目)がサポートされている:
- Option "NoAccel"
"boolean"
- アクセラレーションを有効または無効にする。
デフォルト値:
アクセラレーションが有効。
- Option "SWCursor"
"boolean"
- ソフトウェアカーソルを有効または無効にする。
デフォルト値:
ソフトウェアカーソルは無効であり、ハードウェアカーソルが使われる
- Option "PCIBurst"
"boolean"
- PCI
バーストモードを有効または無効にする。
デフォルト値: 有効
- Option "Rotate" "CW"
- Option "Rotate" "CCW"
- ディスプレイを時計周りまたは反時計周りに回転させる。
このモードではアクセラレーションは効かない。
デフォルト値:
回転させない
- Option "ShadowFB"
"boolean"
- シャドウフレームバッファレイヤの使用を有効または無効にする。
詳しい情報については
shadowfb(4)
を参照すること。
デフォルト値: off
注意
2160 チップセット(MagicGraph
128XD)を使ったラップトップ機の一部では、
グラフィックスエンジンが固まるのを防ぐために以下のオプションが必要である:
Option "XaaNoScanlineImageWriteRect"
Option "XaaNoScanlineCPUToScreenColorExpandFill"
関連項目¶
XFree86(1), XF86Config(5x),
xf86config(1),
Xserver(1),
X(7)
作者は以下のメンバーである:
Jens Owen, Kevin E. Martin, and also Egbert Eich, Mark Vojkovich, Alan
Hourihane