gluPerspective -
透視射影行列を設定する
void
gluPerspective( GLdouble
fovy,
GLdouble aspect,
GLdouble zNear,
GLdouble zFar )
引き数¶
- fovy
- y
方向の視野角を指定する。
単位は度数である。
- aspect
- アスペクト比を指定する。
この値は x
方向の視野を決める。
アスペクト比は x
(幅)と y
(高さ)の比である。
- zNear
- 視点と、視点に近い側のクリッピング平面の距離を指定する(常に正である)。
- zFar
- 視点と、視点から遠い側のクリッピング平面の距離を指定する(常に正である)。
gluPerspective
は、視野角錐体(viewing
frustum)をワールド座標系
に対して指定する。
一般的には、
gluPerspective
で指定するアスペクト比は、
これに対応するビューポートのアスペクト比と同じになるべきである。
例えば "aspect" ~=~ 2.0
のように定義されている場合、
生成される行列は次のようになる:
デプスバッファの精度は、
zNear および
zFar
に指定した
値の影響を受ける。
zNear に対する
zFar
の比率が大きいほど、
互いに近い曲面をデプスバッファが区別する際の効率は悪くなっていく。
もし
ならば、
デプスバッファの精度はだいたい
ビット失われる。
zNear
が 0 に近付いていくと
は無限大に近付いていくため、
zNear は 0
に設定してはならない。
関連項目¶
glFrustum,
glLoadIdentity,
glMultMatrix,
gluOrtho2D