名前¶

gluBeginCurve, gluEndCurve - NURBS 曲線の定義を区切る

書式¶

void gluBeginCurve( GLUnurbs* nurb )
void gluEndCurve( GLUnurbs* nurb )
$$

引き数¶

NURBS オブジェクト(gluNewNurbsRenderer を使って生成する)を

指定する。

説明¶

NURBS 曲線の定義の開始は gluBeginCurve を使って示す。 gluBeginCurve を呼んだ後に、ひとつ以上の gluNurbsCurve を呼び出して曲線の属性を定義する。 gluNurbsCurve の呼び出し一回ごとに、 GL_MAP1_VERTEX_3 または GL_MAP1_VERTEX_4 型の曲線がひとつだけなければならない。 NURBS 曲線の終わりを示すには gluEndCurve を呼び出す。 NURBS 曲線は、GL の評価処理を呼び出すことにより線分の並びとして レンダリングされる。 レンダリングの間は、評価処理の状態値は glPushAttrib(GL_EVAL_BIT) と glPopAttrib() を使って保存される。 これらの関数呼び出しで保存される状態の正確な情報については glPushAttrib の項目を参照すること。

使用例¶

以下のコマンドは、法線を持ち、テクスチャ処理された NURBS 曲線を レンダリングする。 テクスチャ座標系と法線も NURBS 曲線として指定する。 gluBeginCurve(nobj);
gluNurbsCurve(nobj, ..., GL_MAP1_TEXTURE_COORD_2);
gluNurbsCurve(nobj, ..., GL_MAP1_NORMAL);
gluNurbsCurve(nobj, ..., GL_MAP1_VERTEX_4); gluEndCurve(nobj);

関連項目¶

gluBeginSurface, gluBeginTrim, gluNewNurbsRenderer, gluNurbsCurve, glPopAttrib, glPushAttrib