glXCreateGLXPixmap -
オフスクリーンの GLX
レンダリング領域を生成する
C SPECIFICATION¶
GLXPixmap
glXCreateGLXPixmap( Display
*dpy,
XVisualInfo *vis,
Pixmap pixmap )
- dpy
- X
サーバへの接続を指定する。
- vis
- レンダリング領域の構造を定義するビジュアルを指定する。
これは XVisualInfo
構造体へのポインタであり、ビジュアルの
ID や Visual
へのポインタではない。
- pixmap
- オフスクリーンレンダリング領域の前面左のカラーバッファとして使われる
X
ピックスマップを指定する。
glXCreateGLXPixmap
はオフスクリーンのレンダリング領域を生成し、
その XID を返す。
vis
について生成された任意の
GLX
レンダリングコンテクストを使っ
て、このオフスクリーン領域にレンダリングを行うことができる。
レンダリング領域と GLX
レンダリングコンテクストを関連付けるには、
glXMakeCurrent を用いる。
pixmap で識別される X
ピックスマップは、得られるオフスクリーンレ
ンダリング領域の前面左のバッファとして使われます。
vis
で指定された他の全てのバッファ(前面左のバッファ以外のカラー
バッファを含む)は、外から見える名前を使わないで生成される。
ダブルバッファである
GLX
ピックスマップはサポートされている。
しかし、これらのピックスマップでは
glXSwapBuffers は無視される。
一部の実装では、直接レンダリングコンテクストを使う
GLX ピックスマップ
はサポートされていない。
XVisualInfo は
Xutil.h
において定義されている。
これは
visual,
visualID,
screen,
depth 要素を
持つ構造体である。
エラー¶
pixmap の深さが、X11
のコアが
vis
に対して報告する深さと
一致しない場合、または
pixmap が
vis
と同じスクリーンにつ
いて生成されていない場合には
BadMatch が生成される。
vis が有効な XVisualInfo
のポインタでない場合(例えば、特定の
GLX
の実装はこのビジュアルをサポートしていない場合)には
BadValue が 生成される。
pixmap
が有効なピックスマップでない場合には
BadPixmap が生 成される。
サーバが GLX
ピックスマップを割り当てられない場合には
BadAlloc が生成される。
関連項目¶
glXCreateContext,
glXIsDirect,
glXMakeCurrent