名前¶

XtInitialize - ツールキットとディスプレイを初期化する

書式¶

Widget XtInitialize( shell_name, application_class, options, num_options, argc, argv)
String shell_name;
String application_class;
XrmOptionDescRec* options;
Cardinal num_options;
int* argc;
char** argv;

引き数¶

shell_name

作成するシェルウイジェット名を指定する。

application_class

このアプリケーションのクラス名を指定する。これは通常、このアプリケーシ ョンの全インスタンスに対する総称的名称である。

options

アプリケーション固有のリソースに対する、コマンド行の構文解析方法を指定 する。options 引き数は XrmParseCommand にパラメータとして渡される。 詳細な情報は Xlib - C 言語 X インターフェイス を参照。

num_options

オプションリストのエントリの個数を指定する。

argc

コマンド行パラメータの個数へのポインタを指定する。

argv

コマンド行パラメータを指定する。

説明¶

XtInitialize は XtToolkitInitialize を呼び、続けて display_string を NULL、 application_name を NULL にして XtOpenDisplay を呼ぶ。 最後に appcation_name を NULL、widget_class を applicationShellWidgetClass にし、指定された args、 num_args を使用して XtAppCreateShell を呼ぶ。そして作成されたシェルを返す。 複数回 XtInitialize を呼んでも意味はない。 このルーチンは XtAppInitialize に置き換えられている。

関連項目¶

X ツールキット イントリンシクス - C 言語インターフェイス Xlib - C 言語 X インターフェイス