PWD(1) | ユーザーコマンド | PWD(1) |
名前¶
pwd - 現在の作業ディレクトリの名前を出力する
書式¶
pwd [OPTION]...
説明¶
現在の作業ディレクトリのフルパス名を表示します。
- -L, --logical
- 環境から PWD を取得して使用する。シンボリックリンクは そのまま使用する
- -P, --physical
- 全てのシンボリックリンクを辿る
- --help
- この使い方を表示して終了する
- --version
- バージョン情報を表示して終了する
オプションが指定されなかった場合、 -P が仮定されます。
注意: 使用しているシェルによっては組み込みコマンドとして pwd を持っている場合 があり、通常はここで記述しているバージョンより優先的に使用されます。シェルの 文書を参照してオプションなどの詳細を確認してください。
GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> pwd の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 完全な文書は <http://www.gnu.org/software/coreutils/pwd> にあります。 ローカルでは info '(coreutils) pwd invocation' で参照できます。
作者¶
作者 Jim Meyering。
著作権¶
Copyright © 2016 Free Software Foundation, Inc.
ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later
<http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO
WARRANTY, to the extent permitted by law.
関連項目¶
pwd の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および pwd のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
- info pwd
を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。
2016年2月 | GNU coreutils |