wcsstr -
ワイド文字文字列中の部分文字列の位置を特定する
#include <wchar.h>
wchar_t *wcsstr(const wchar_t *haystack, const wchar_t *needle);
wcsstr() 関数は、
strstr(3)
関数に対応するワイド文字文字列である。
この関数はワイド文字文字列
needle
(終端のヌルワイド文字
(L'\0') は含まない)
が、ワイド文字文字列
haystack の部分文字列
として最初に現われる位置を探す。
返り値¶
wcsstr() 関数は、
haystack 中に
needle が現われた最初の
位置を返す。
needle が
haystack
の部分文字列でなければ
NULL を返す。
以下の特殊な場合に注意すること:
needle
が空のワイド文字文字列な
らば、返り値は常に
haystack 自身となる。
マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)¶
関数
wcsstr()
はスレッドセーフである。
C99.
関連項目¶
strstr(3),
wcschr(3)
この文書について¶
この man ページは Linux
man-pages
プロジェクトのリリース
3.65 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man-pages/
に書かれている。