xlsatoms -
サーバに定義された内部アトムを表示する
xlsatoms [-options ...]
xlsatoms
はサーバの内部アトムを列挙する。デフォルトでは、(プロトコルで定義され
た最も小さいアトム値である)1から始め、未知のアトムが現れるまで全てのア
トムが表示される。
明示的に範囲を与えると、
xlsatoms
は定義の有無にかかわらず範囲内
の全てのアトムを表示しようとする。
オプション¶
- -display dpy
- 接続する X
サーバを指定する。
- -format string
- このオプションは、各アトムの
<value,name>
の値の組を表示するため
に使う printf
形式の文字列を指定する。表示は
value, name
の順で行われる( value
の型は unsigned long
であり、 name の型は
char * である)。 Xlsatoms
は各行の最後に
改行文字を追加する。デフォルトの値は
%ld\t%s である。
- -range [low]-[high]
- このオプションはチェックするアトムの値の範囲を指定する。low
を指 定しなければ、1
を指定したものとして扱われる。
high を指定しなけ
れば、 xlsatoms は low
以降の最初の未定義アトムで終了する。
- -name string
- このオプションは、列挙するアトムの名前を指定する。そのアトムが存在しな
い場合、標準エラー出力にメッセージが出力される。
関連項目¶
X(7),
Xserver(1),
xprop(1)
環境変数¶
- DISPLAY
- 使用するデフォルトのホストとディスプレイを取得する。
Jim Fulton, MIT X Consortium