scriptreplay -
タイミング情報を使って写し
(typescript) を再生する
scriptreplay timingfile [typescript [divisor]]
このプログラムはタイミング情報を使って写しを再生する。
このタイミング情報により、以前に
script で記録したときと
同じスピードで出力が行われることが保証される。
script
で記録を行ったのと同じ端末で実行したときにしか、
正しく動作することが保証されない。
タイミング情報は、-t
パラメータをつけて
script
を実行したときに、
標準エラーに出力される。
デフォルトでは、表示される写しは
"typescript"
という名前であると仮定されるが、
第 2
パラメータで他のファイルを指定することもできる。
第 3
パラメータが存在する場合は、時間の除数
(divisor) として使われる。
例えば除数 2
を指定すると、写しは
2
倍の速度で再生される。
% script -t 2> timingfile
スクリプトを開始しました、ファイルは typescript です
% ls
<etc, etc>
% exit
スクリプトを終了しました、ファイルは typescript です
% scriptreplay timingfile
関連項目¶
script(1)
著作権¶
このプログラムはパブリックドメインである。
Joey Hess <joey@kitenet.net>