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FREE(1) Linux User's Manual FREE(1)

名前

free - システムの空きメモリと利用メモリの量を表示する。

書式

free [-b | -k | -m] [-o] [-s delay ] [-t] [-V]

説明

free はシステムの物理メモリとスワップメモリそれぞれに対して、 使用量と空き容量を表示し、カーネルが用いているバッファも表示する。 共有メモリの欄は無視してほしい。これは古い機能の名残である。

オプション

-b を指定するとメモリの量をバイト単位で表示し、 -k ではキロバイト単位で表示 (デフォルト) し、 -m ではメガバイト単位で表示する。
-t を指定すると物理メモリ、スワップメモリの合計を示す行も表示する。
-o を指定すると「バッファの分を増減した行」を表示しない。 -o オプションを指定しない場合、 free は 使用中のメモリからバッファメモリを引いた値と、 未使用のメモリにバッファメモリを足した値とを報告する。
-s オプションを指定すると delay 秒間隔でポーリングを続ける。 実は delay の値には浮動小数点の数値を指定できる。 マイクロ秒単位の分解能が必要な遅延時間には usleep(3) が用いられる。
-V を指定するとバージョン情報を表示する。

ファイル

/proc/meminfo-- メモリ情報
 

関連項目

ps(1), slabtop(1), vmstat(8), top(1)
 

著者

Brian Edmonds によって書かれた。
 
バグ報告は <albert@users.sf.net> まで送って欲しい。
20 Mar 1993 Cohesive Systems