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FMT(1) ユーザーコマンド FMT(1)

名前

fmt - 簡素で最適なテキスト整形ツール

書式

fmt [ -WIDTH] [OPTION]... [FILE]...

説明

FILE 内の各段落を再整形して標準出力に出力します。オプション -WIDTH--width=DIGITS の省略形です。
長いオプションに必須の引数は短いオプションにも必須です。
-c, --crown-margin
先頭 2 行のインデントを保護する
-p, --prefix=STRING
STRING で始まる行のみ再整形する。 再整形した行には先頭に STRING をつける
-s, --split-only
長い行を分割する。ただしインデントは行わない
-t, --tagged-paragraph
1 行目と 2 行目とでインデントが異なる段落を処理
-u, --uniform-spacing
単語の間には 1つ, 文の間には 2 つの空白を置く
-w, --width=NUMBER
最大行幅 (標準 75文字) を指定
--help
この使い方を表示して終了する
--version
バージョン情報を表示して終了する
ファイルの指定がなかったり, - であった場合, 標準入力から読み込みます.

作者

作者 Ross Paterson。

バグの報告

fmt のバグを発見した場合は bug-coreutils@gnu.org に報告してください。 GNU coreutils のホームページ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> GNU ソフトウェアを使用する際の一般的なヘルプ: <http://www.gnu.org/gethelp/> fmt の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 完全な文書を参照する場合は info coreutils 'fmt invocation' を実行してください。

著作権

Copyright © 2012 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>. This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.

関連項目

fmt の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および fmt のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
info fmt
を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。
2012年4月 GNU coreutils