.\" DO NOT MODIFY THIS FILE! It was generated by help2man 1.40.4. .TH DU "1" "2012年4月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド" .SH 名前 du \- ファイルのディスク使用量を推定する .SH 書式 .B du [\fIOPTION\fR]... [\fIFILE\fR]... .br .B du [\fIOPTION\fR]... \fI--files0-from=F\fR .SH 説明 .\" Add any additional description here .PP 各ファイルのディスク使用量を集計します。ディレクトリは再帰的に処理します。 .PP 長いオプションに必須の引数は短いオプションにも必須です。 .TP \fB\-a\fR, \fB\-\-all\fR ディレクトリだけでなく、全てのファイルについて表示する .TP \fB\-\-apparent\-size\fR ディスク使用量ではなく実際のサイズを表示する。実際の サイズは通常小さくなるが、スパースファイル、内部フラ グメンテーション、間接ブロックなどの理由で大きくなる こともある。 .TP \fB\-B\fR, \fB\-\-block\-size\fR=\fISIZE\fR SIZE の倍数として表示する。例: '\-BM' は 1,048,576 バイト単位でサイズを表示する .TP \fB\-b\fR, \fB\-\-bytes\fR \&'\-\-apparent\-size \fB\-\-block\-size\fR=\fI1\fR' と同じ .TP \fB\-c\fR, \fB\-\-total\fR 総合計量を表示する .TP \fB\-D\fR, \fB\-\-dereference\-args\fR コマンドラインで指定されたシンボリック のみをたどる .TP \fB\-\-files0\-from\fR=\fIF\fR F の中で指定された NUL で区切られた名前のファイルから ディスク使用量を読み取る F に \- が指定された場合標準入力から読み込む .HP \fB\-H\fR \fB\-\-dereference\-args\fR (\fB\-D\fR) と同様 .TP \fB\-h\fR, \fB\-\-human\-readable\fR 人間が読みやすい形式でサイズを表示する (例: 1K 234M 2G) .HP \fB\-\-si\fR \fB\-h\fR と同様だが、1024 倍ではなく 1000 倍の値を使用する .HP \fB\-k\fR \fB\-\-block\-size\fR=\fI1K\fR と同様 .TP \fB\-l\fR, \fB\-\-count\-links\fR ハードリンクされた場合その個数分サイズを数える .HP \fB\-m\fR \fB\-\-block\-size\fR=\fI1M\fR と同様 .TP \fB\-L\fR, \fB\-\-dereference\fR 全てのシンボリックリンクをたどる .TP \fB\-P\fR, \fB\-\-no\-dereference\fR シンボリックリンクをたどらない (デフォルト) .TP \fB\-0\fR, \fB\-\-null\fR 各出力行に対し改行のではなく値が 0 のバイトを使用する .TP \fB\-S\fR, \fB\-\-separate\-dirs\fR 子ディレクトリのサイズを含めない .TP \fB\-s\fR, \fB\-\-summarize\fR 各引数の合計容量のみ表示する .TP \fB\-x\fR, \fB\-\-one\-file\-system\fR 異なるファイルシステムにあるディレクトリをスキップする .TP \fB\-X\fR, \fB\-\-exclude\-from\fR=\fIFILE\fR FILE 内に含まれるパターンに一致するファイルを含めない .TP \fB\-\-exclude\fR=\fIPATTERN\fR PATTERN に一致するファイルを含めない .TP \fB\-d\fR, \fB\-\-max\-depth\fR=\fIN\fR コマンドライン引数から数えて深さが N 以下ディレクトリ階層の 合計のみ表示する (\fB\-\-all\fR を指定した時はファイルも含める)。 \fB\-\-max\-depth\fR=\fI0\fR は \fB\-\-summarize\fR と等価になる .TP \fB\-\-time\fR ディレクトリとその子ディレクトリに含まれる全て のファイルの、最終更新時間を表示する .TP \fB\-\-time\fR=\fIWORD\fR 更新時間の代わりに WORD の時間を表示する。WORD には 次を指定できる: atime, access, use, ctime, status .TP \fB\-\-time\-style\fR=\fISTYLE\fR 時間を STYLE の形式で表示する。STYLE には 次を指定できる: full\-iso, long\-iso, iso, +FORMAT FORMAT は 'date' と同様に解釈される .TP \fB\-\-help\fR この使い方を表示して終了する .TP \fB\-\-version\fR バージョン情報を表示して終了する .PP \fB\-\-block\-size\fR で指定した SIZE, DU_BLOCK_SIZE, BLOCK_SIZE およびBLOCKSIZE 環境変数 のうち、最初に指定されているサイズ単位で値が表示されます。それ以外の場合、デフォ ルトの単位は 1024 バイトになります (POSIXLY_CORRECT が設定されている場合 512 バ イト)。 .PP SIZE は整数で、追加で単位を指定できます (例えば、10M は 10*1024*1024 です)。 単位には K, M, G, T, P, E, Z, Y (1024 の累乗) や KB, MB, ... (1000 の累乗) が使用できます。 .SH パターン PATTERN は (正規表現ではなく) シェルのパス名指定パターンです。 パターン .BR ? は任意の 1 文字にマッチし、 .BR * は (0 文字、1 文字、複数文字の) 任意の文字列にマッチします。 例えば、 .BR *.o はファイル名が .BR .o で終わる全てのファイルにマッチします。 したがって、コマンド .IP .B du --exclude=\(aq*.o\(aq .PP では、名前が .BR .o で終わるファイルとサブディレクトリが全てスキップされます (ファイル .B .o 自身もスキップされます)。 .SH 作者 作者 Torbjörn Granlund、 David MacKenzie、 Paul Eggert、 および Jim Meyering。 .SH バグの報告 du のバグを発見した場合は bug\-coreutils@gnu.org に報告してください。 GNU coreutils のホームページ: GNU ソフトウェアを使用する際の一般的なヘルプ: du の翻訳に関するバグは に連絡してください。 完全な文書を参照する場合は info coreutils 'du invocation' を実行してください。 .SH 著作権 Copyright \(co 2012 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later . This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law. .SH 関連項目 .B du の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 .B info および .B du のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド .IP .B info du .PP を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。