wcsncmp - 2
つの固定長ワイド文字文字列を比較する
#include <wchar.h>
int wcsncmp(const wchar_t *s1, const wchar_t *s2, size_t n);
wcsncmp() 関数は、
strncmp(3)
関数に対応するワイド文字関数である。
この関数は、
s1
が指すワイド文字文字列と
s2 が指すワイド文
字文字列を比較するが、最大でも先頭のワイド文字
n 個までしか比較
しない。またいずれかの文字列に
NULL ワイド文字 (L'\0')
が現れたら、
比較はその位置で終了する。
返り値¶
wcsncmp() 関数は、
s1 と
s2
がそれぞれ指す文字列を
n
文字に収まるように切り詰めたものが等しければ
0 を返す。
この関数は、異なる文字が最初に現われた位置
i (
i <
n)
において、その位置にある文字
s1[i] が
s2[i]
より大きければ
正の値を返す。異なる文字が最初に現われた位置
i (
i <
n)
において、その位置にある文字
s1[i] が
s2[i]
より小さければ
負の値を返す。
C99.
関連項目¶
strncmp(3),
wcsncasecmp(3)
この文書について¶
この man ページは Linux
man-pages
プロジェクトのリリース
3.41 の一部
である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は
http://www.kernel.org/doc/man-pages/
に書かれている。