.\" dpkg manual page - dpkg-trigger(1) .\" .\" Copyright 息 2008-2011 Guillem Jover .\" .\" This is free software; you can redistribute it and/or modify .\" it under the terms of the GNU General Public License as published by .\" the Free Software Foundation; either version 2 of the License, or .\" (at your option) any later version. .\" .\" This is distributed in the hope that it will be useful, .\" but WITHOUT ANY WARRANTY; without even the implied warranty of .\" MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. See the .\" GNU General Public License for more details. .\" .\" You should have received a copy of the GNU General Public License .\" along with this program. If not, see . . .\"******************************************************************* .\" .\" This file was generated with po4a. Translate the source file. .\" .\"******************************************************************* .TH dpkg\-trigger 1 2011\-08\-14 "Debian Project" "dpkg suite" .SH 名前 dpkg\-trigger \- パッケージトリガユーティリティ . .SH 書式 \fBdpkg\-trigger\fP [\fIoption\fP...] \fItrigger\-name\fP .br \fBdpkg\-trigger\fP [\fIoption\fP...] \fIcommand\fP . .SH 説明 \fBdpkg\-trigger\fP は、トリガを明示的に有効化したり、\fBdpkg\fP の実行時に、トリガのサポートをチェックしたりするツールである。 .PP これは、ファイルトリガや宣言された \fB有効化した\fPトリガ制御ファイルのディレクティブが不十分であるような、複雑で条件付きの判定を行うような場合に、メンテナスクリプトによって使用される。また、これはテスト時やシステム管理者からも使用できる (ただし、\fBdpkg\-trigger\fP はトリガ自体を実行するものではないことに注意)。 .PP トリガ名の文法が認識されなかった場合、\fBdpkg\-trigger\fP はエラーとなる。 . .SH コマンド .TP \fB\-\-check\-supported\fP 実行中の \fBdpkg\fP がトリガをサポートしているかをチェックする (通常これはpostinst から呼び出される)。トリガを実行可能な \fBdpkg\fP が実行中の場合は、 \fB0\fP が返却され、それ以外の場合は \fB1\fP が返却されるとともに、標準エラー出力にエラーメッセージが出力される。ただし、普通の使い方としては、単に\fBdpkg\-trigger\fP を用いて使用したいトリガを有効化することが望ましい。 .TP \fB\-?\fP, \fB\-\-help\fP 利用方法を表示して終了する。 .TP \fB\-\-version\fP バージョン情報を表示して終了する。 . .SH オプション .TP \fB\-\-admindir=\fP\fIdir\fP \fBdpkg\fP データベースの位置を変更する。デフォルトの位置は \fI/var/lib/dpkg\fP である。 .TP \fB\-\-by\-package=\fP\fIpackage\fP トリガを待機するパッケージ名 (通常メンテナスクリプトの \fBDPKG_MAINTSCRIPT_PACKAGE\fP 環境変数を通じて \fBdpkg\fP によってスクリプトが含まれるパッケージ名に設定され、デフォルトでこの名前が用いられる) を上書きする。 .TP \fB\-\-no\-await\fP このオプションは、呼び出し側のパッケージ T (もしあれば) が、このトリガの処理を待機する必要がないように設定する。これは、関連パッケージ I が T のトリガ処理待ちリストに追加されず、T のステータスも変更されないことを意味する。I のトリガ処理が完了していない場合であっても、T はインストールされたと見なされる。 .TP \fB\-\-no\-act\fP テスト用、実際にはいかなる変更も行わない。 . .SH 環境変数 .TP \fBDPKG_ADMINDIR\fP \fB\-\-admindir\fP オプションが設定されておらず、この変数が設定されている場合、この変数の値が dpkg データディレクトリとして用いられる。 . .SH 関連項目 \fBdpkg\fP(1), \fBdeb\-triggers\fP(5), \fB/usr/share/doc/dpkg\-dev/triggers.txt.gz\fP .SH 翻訳者 高橋 基信 . 喜瀬 浩 . 関戸 幸一 . 鍋谷 栄展 . 倉澤 望 . 石川 睦 . 鵜飼 文敏 . 中野 武雄 . .SH 翻訳校正 Debian JP Documentation ML .