.\" @(#) $Id: pppdump.8,v 1.1 1999/04/01 11:44:55 paulus Exp $ .\" .\" Japanese Version Copyright (c) 2001 Maki KURODA .\" all right reserved, .\" Translated Mon Nov 10 13:12:16 JST 2001 .\" by Maki KURODA .\" .TH PPPDUMP 8 "1 April 1999" .SH 名前 pppdump \- PPP 記録ファイルを人が読める形式に変換する .SH 書式 .B pppdump [ .B -h | .B -p [ .B -d ]] [ .B -r ] [ .B -m \fImru ] [ .I file \fR... ] .ti 12 .SH 説明 .B pppdump ユーティリティは .B pppd の \fIrecord\fR オプションを使用して書かれたファイルを、人が読める形式に変換する。 ひとつもしくはそれ以上のファイル名が指定された場合 .B pppdump は順番にそれぞれのファイルを読み込む; ファイル名が指定されなかった場合は、 標準入力から読み込みを行う。 いずれの場合も、結果は標準出力に出力される。 .PP オプションは以下の通りである: .TP .B -h 送受信されたバイトを 16 進数で印刷する。このオプションも \fB-p\fR オプションも 指定されない場合、バイトは文字そのものとして印字される。このとき、印字できない文字や 非アスキー文字はエスケープシーケンスとして印字される。 .TP .B -p async HDLC 構成およびエスケープキャラクタを解釈し、 非同期の HDLC フレーミングとエスケープキャラクタを解釈し、 各パケットの FCS (frame check sequence) をチェックして、PPP パケットに 格納されて送受信されたバイトを収集する。パケットは、16 進数と文字の両形式 印字される。(印字できない文字は、`.'として印字される) .TP .B -d \fB-p\fR オプションと一緒に使用し、 .B pppdump に BSD 方式で圧縮されたパケットの解凍を行うように指示する。 .TP .B -r 方向の解釈を反転する。その結果、受信したバイトまたはパケットに対して `sent' と表示され、送信したバイトまたはパケットに対して `rcvd' と 表示される。 .TP .B -m \fImru (\fB-p\fR オプションとともに使用し) 長さを超過した PPP パケットをチェックする場合、 リンクの両方向の MRU (最大受信単位)として \fImru\fR を使用する。 .SH 関連項目 pppd(8)