.\" DO NOT MODIFY THIS FILE! It was generated by help2man 1.40.4. .\"******************************************************************* .\" .\" This file was generated with po4a. Translate the source file. .\" .\"******************************************************************* .\" .\" translated for 3.8, 2022-04-30 .\" .TH DIFF3 1 2021/08 "diffutils 3.8" ユーザーコマンド .SH 名前 diff3 \- 3 ファイルの行単位による比較 .SH 書式 \fBdiff3\fP [\fIOPTION\fP]... \fIMYFILE OLDFILE YOURFILE\fP .SH 説明 3 つのファイルを行単位で比較します。 .PP ロングオプションにおいて必須の引数であるものは、 ショートオプションにおいても必須です。 .TP \fB\-A\fP, \fB\-\-show\-all\fP すべての違いを出力します。 衝突しているものはブラケットでくくります。 .TP \fB\-e\fP, \fB\-\-ed\fP OLDFILE から YOURFILE への変更を MYFILE に組み入れるための ed スクリプトを出力します。 .TP \fB\-E\fP, \fB\-\-show\-overlap\fP \fB\-e\fP と同様ですが、 衝突はブラケットでくくります。 .TP \fB\-3\fP, \fB\-\-easy\-only\fP \fB\-e\fP と同様ですが、 重ならない部分の変更だけを組み入れます。 .TP \fB\-x\fP, \fB\-\-overlap\-only\fP \fB\-e\fP と同様ですが、 重なる部分の変更だけを組み入れます。 .TP \fB\-X\fP \fB\-x\fP と同様ですが、 衝突はブラケットでくくります。 .TP \fB\-i\fP ed スクリプトに対して 'w' と 'q' のコマンドを追加します。 .TP \fB\-m\fP, \fB\-\-merge\fP マージしたファイルを出力します。 他にオプションが指定されていなければ、 \fB\-A\fP に従った処理を行います。 .TP \fB\-a\fP, \fB\-\-text\fP ファイルはすべてテキストファイルとして扱います。 .TP \fB\-\-strip\-trailing\-cr\fP 入力における文末のキャリッジリターンを取り除きます。 .TP \fB\-T\fP, \fB\-\-initial\-tab\fP タブ文字を出力することで、タブ位置を揃えます。 .TP \fB\-\-diff\-program\fP=\fIPROGRAM\fP ファイル比較に PROGRAM を使います。 .TP \fB\-L\fP, \fB\-\-label\fP=\fILABEL\fP ファイル名とタイムスタンプの代わりに LABEL を使います (3 つまで指定可)。 .TP \fB\-\-help\fP ヘルプを表示して終了します。 .TP \fB\-v\fP, \fB\-\-version\fP バージョン情報を出力して終了します。 .PP デフォルトの出力書式は、 ある程度わかりやすい表現で変更点を示しています。 .PP \fB\-e\fP, \fB\-E\fP, \fB\-x\fP, \fB\-X\fP の各オプション (と対応するロングオプション) は、 デフォルトの場合とは違って ed スクリプトを出力します。 .PP \fB\-m\fP (\fB\-\-merge\fP) オプションは、 diff3 の処理にあたって内部的なマージを行って、 その結果をファイル出力します。 通常ではない入力に対しては、 この結果の方が ed を用いる場合よりも安全です。 .PP FILE に '\-' を指定した場合は、 標準入力からの読み込みが行われます。 終了ステータスは、 入力ファイルの内容が同じであれば 0、 異なっていれば 1、 何か問題が発生すれば 2 です。 .SH 著者 Randy Smith .SH バグ報告 バグ報告は bug\-diffutils@gnu.org までお願いします。 .br GNU diffutils ホームページ: .br GNU ソフトウェアの全般的なヘルプ: .SH 著作権 Copyright \(co 2021 Free Software Foundation, Inc. License GPLv3+: GNU GPL version 3 or later . .br This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law. .SH 関連項目 cmp(1), diff(1), sdiff(1) .PP \fBdiff3\fP の完全なドキュメントは Texinfo マニュアルとしてメンテナンスされています。 \fBinfo\fP と \fBdiff3\fP の両プログラムが適切にインストールされていれば、 以下のコマンド .IP \fBinfo diff3\fP .PP を実行して完全なマニュアルを参照できます。