.\" DO NOT MODIFY THIS FILE! It was generated by help2man 1.40.4. .\"******************************************************************* .\" .\" This file was generated with po4a. Translate the source file. .\" .\"******************************************************************* .\" .\" translated for 3.8, 2022-04-30 .\" .TH CMP 1 2021/08 "diffutils 3.8" ユーザーコマンド .SH 名前 cmp \- 2 つのファイルのバイト単位での比較 .SH 書式 \fBcmp\fP [\fIOPTION\fP]... \fIFILE1 \fP[\fIFILE2 \fP[\fISKIP1 \fP[\fISKIP2\fP]]] .SH 説明 2 つのファイルをバイト単位で比較します。 .PP 任意指定の SKIP1 と SKIP2 は、 それぞれのファイルの先頭から読み飛ばすバイト数を指定します (デフォルトはゼロです)。 .PP ロングオプションにおいて必須の引数であるものは、 ショートオプションにおいても必須です。 .TP \fB\-b\fP, \fB\-\-print\-bytes\fP 異なるバイトを表示します。 .TP \fB\-i\fP, \fB\-\-ignore\-initial\fP=\fISKIP\fP 両方の入力ファイルの先頭の SKIP バイトを読み飛ばします。 .TP \fB\-i\fP, \fB\-\-ignore\-initial\fP=\fISKIP1\fP:SKIP2 FILE 1 の先頭の SKIP1 バイト、 FILE2 の先頭の SKIP2 バイトをそれぞれ読み飛ばします。 .TP \fB\-l\fP, \fB\-\-verbose\fP バイト番号、 および異なっていたバイト値を出力します。 .TP \fB\-n\fP, \fB\-\-bytes\fP=\fILIMIT\fP 比較するのは最大で LIMIT バイトまでとします。 .TP \fB\-s\fP, \fB\-\-quiet\fP, \fB\-\-silent\fP 通常の出力をすべて省略します。 .TP \fB\-\-help\fP ヘルプを表示して終了します。 .TP \fB\-v\fP, \fB\-\-version\fP バージョン情報を出力して終了します。 .PP SKIP の値には、 以下のような乗数に応じたサフィックスをつけることができます。 kB 1000, K 1024, MB 1,000,000, M 1,048,576, GB 1,000,000,000, G 1,073,741,824, その先 T, P, E, Z, Y についても同様です。 .PP FILE に '\-' が指定されるか、 あるいは未指定であった場合は、 標準入力からの読み込みが行われます。 終了ステータスは、 入力ファイルの内容が同じであれば 0、 異なっていれば 1、 何か問題が発生すれば 2 です。 .SH 著者 Torbjorn Granlund, David MacKenzie .SH バグ報告 バグ報告は bug\-diffutils@gnu.org までお願いします。 .br GNU diffutils ホームページ: .br GNU ソフトウェアの全般的なヘルプ: .SH 著作権 Copyright \(co 2021 Free Software Foundation, Inc. License GPLv3+: GNU GPL version 3 or later . .br This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law. .SH 関連項目 diff(1), diff3(1), sdiff(1) .PP \fBcmp\fP の完全なドキュメントは Texinfo マニュアルとしてメンテナンスされています。\fBinfo\fP と \fBcmp\fP の両プログラムが適切にインストールされていれば、 以下のコマンド .IP \fBinfo cmp\fP .PP を実行して完全なマニュアルを参照できます。