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ISFDTYPE(3) Linux Programmer's Manual ISFDTYPE(3)

名前

isfdtype - ファイルディスクリプターのファイル種別を検査する

書式

#include <sys/stat.h>
#include <sys/socket.h>
int isfdtype(int fd, int fdtype);

glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):

isfdtype():

_DEFAULT_SOURCE
_BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE

説明

isfdtype() 関数はファイルディスクリプター fd がタイプが fdtype のファイルを参照しているかを検査する。 fdtype 引数には、<sys/stat.h> で定義されている S_IF* 定数のひとつ (S_IFREG など) を指定する。 S_IF* 定数の説明は stat(2) にある。

返り値

isfdtype() 関数は、ファイルディスクリプター fd がタイプ fdtype であった場合に 1 を返し、そうでない場合に 0 を返す。 エラーの場合、 -1 を返し、errno に原因を示す値を設定する。

エラー

isfdtype() 関数は fstat(3) と同じエラーで失敗する。

準拠

isfdtype() 関数はどの標準でも規定されていないが、 POSIX.1g 標準のドラフトに登場したことはある。 OpenBSD と Tru64 UNIX に存在し、おそらく他のシステムにも存在する (OpenBSD と Tru64 UNIX のどちらの場合でも必要なヘッダーファイルは <sys/stat.h> だけであり、POSIX.1g ドラフトに書かれていたのと同じである)。

注意

移植性が求められるアプリケーションでは fstat(3) を使用すべきである。

関連項目

fstat(3)

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

2020-08-13 Linux