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GETDTABLESIZE(3) Linux Programmer's Manual GETDTABLESIZE(3)

名前

getdtablesize - ファイルディスクリプターテーブルのサイズを取得する

書式

#include <unistd.h>

int getdtablesize(void);

glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):

getdtablesize():

/* Glibc 2.19 以降: */ _DEFAULT_SOURCE

|| /* glibc 2.19 以前: */ _BSD_SOURCE
|| ! (_POSIX_C_SOURCE >= 200112L)

_BSD_SOURCE || _XOPEN_SOURCE >= 500

説明

getdtablesize() は 1 つのプロセスのオープンできるファイル数の最大値を返す。 返り値はファイルディスクリプターの取り得る最大値より 1 大きい値である。

返り値

プロセス毎にオープンできるファイル数の現在の制限値。

エラー

Linux では、 getdtablesize() は getrlimit(2) で説明されているエラーを返すことがある。 下記の「注意」を参照のこと。

属性

この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。

インターフェース 属性
getdtablesize() Thread safety MT-Safe

準拠

SVr4, 4.4BSD (getdtablesize() 関数は 4.2BSD で最初に現われた)。 これは POSIX.1 で規定されていないので、 移植性のあるアプリケーションはこの呼び出しの代わりに sysconf(_SC_OPEN_MAX) を使うべきである。

注意

glibc 版の getdtablesize() は、 getrlimit(2) を呼び出して、現在の RLIMIT_NOFILE を返す。 呼び出しに失敗した場合は OPEN_MAX を返す。

関連項目

close(2), dup(2), getrlimit(2), open(2)

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

2020-06-09 Linux