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FFS(3) Linux Programmer's Manual FFS(3)

名前

ffs, ffsl, ffsll - ワードの中で最初にセットされているビットの検出

書式

#include <strings.h>
int ffs(int i);
#include <string.h>
int ffsl(long i);
int ffsll(long long i);

glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):

ffs():


_XOPEN_SOURCE >= 700
|| ! (_POSIX_C_SOURCE >= 200809L)
|| /* Glibc since 2.19: */ _DEFAULT_SOURCE
|| /* Glibc versions <= 2.19: */ _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE
なし

ffsl(), ffsll():


_DEFAULT_SOURCE

_GNU_SOURCE

説明

ffs() 関数は、ワード i の中で最初にセットされている (最下位)ビットの位置を返す。 最下位ビットの位置は 1、最上位ビットの位置は例えば 32 や 64 である。 ffsll() 関数と ffsl() 関数も同様だが、 異なったサイズの引数をとる。

返り値

これらの関数は、最初にセットされているビットの位置を返し、 i のどのビットもセットされていなければ 0 を返す。

属性

この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。

インターフェース 属性
ffs(), ffsl(), ffsll() Thread safety MT-Safe

準拠

ffs(): POSIX.1-2001, POSIX.1-2008, 4.3BSD.

関数 ffsl() と ffsll() は glibc による拡張である。

注意

BSD システムでは <string.h> にプロトタイプがある。

関連項目

memchr(3)

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

2020-11-01 GNU