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CSQRT(3) Linux Programmer's Manual CSQRT(3)

名前

csqrt, csqrtf, csqrtl - 複素数の平方根

書式

#include <complex.h>

double complex csqrt(double complex z);
float complex csqrtf(float complex z);
long double complex csqrtl(long double complex z);

-lm でリンクする。

説明

これらの関数は、複素数 z の平方根を計算する。実軸の負の部分に沿って分枝切断 (branch cut) がある。 (つまり、 eps を小さな正の実数とした場合、 csqrt(-1+eps*I) が I に近付いていき、 一方 csqrt(-1-eps*I) は -I に近付いていく、 ということである。)

バージョン

これらの関数は glibc バージョン 2.1 で初めて登場した。

属性

この節で使用されている用語の説明については、 attributes(7) を参照。

インターフェース 属性
csqrt(), csqrtf(), csqrtl() Thread safety MT-Safe

準拠

C99, POSIX.1-2001, POSIX.1-2008.

関連項目

cabs(3), cexp(3), complex(7)

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 5.10 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は https://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。

2017-09-15