'\" t .\" Title: gfmdhost .\" Author: [FIXME: author] [see http://www.docbook.org/tdg5/en/html/author] .\" Generator: DocBook XSL Stylesheets vsnapshot .\" Date: 11 March 2014 .\" Manual: Gfarm .\" Source: Gfarm .\" Language: English .\" .TH "GFMDHOST" "1" "11 March 2014" "Gfarm" "Gfarm" .\" ----------------------------------------------------------------- .\" * Define some portability stuff .\" ----------------------------------------------------------------- .\" ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ .\" http://bugs.debian.org/507673 .\" http://lists.gnu.org/archive/html/groff/2009-02/msg00013.html .\" ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ .ie \n(.g .ds Aq \(aq .el .ds Aq ' .\" ----------------------------------------------------------------- .\" * set default formatting .\" ----------------------------------------------------------------- .\" disable hyphenation .nh .\" disable justification (adjust text to left margin only) .ad l .\" ----------------------------------------------------------------- .\" * MAIN CONTENT STARTS HERE * .\" ----------------------------------------------------------------- .SH "NAME" gfmdhost \- gfarm メタデータサーバ管理コマンド .SH "SYNOPSIS" .HP \w'\fBgfmdhost\fR\ 'u \fBgfmdhost\fR [\-l] [\-P\ \fIpath\fR] [\-1] .HP \w'\fBgfmdhost\fR\ 'u \fBgfmdhost\fR [\-N] [\-P\ \fIpath\fR] [\-1] .HP \w'\fBgfmdhost\fR\ 'u \fBgfmdhost\fR {\-c | \-m} [\-P\ \fIpath\fR] [\-1] [\-p\ \fIポート番号\fR] [\-C\ \fIクラスタ名\fR] [\-t\ {m\ |\ c\ |\ s}] {\fIメタデータサーバ名\fR} .HP \w'\fBgfmdhost\fR\ 'u \fBgfmdhost\fR {\-d} [\-P\ \fIpath\fR] [\-1] {\fIメタデータサーバ名\fR} .SH "DESCRIPTION" .PP \fBgfmdhost\fR は gfarm のメタデータサーバの冗長化機能に関連する情報の表示や管理を行います。 \fBgfmdhost\fR が実行する機能は \-l, \-c, \-m, \-d のオプションで選択します。 これら機能の指定は排他的であり、どれか一つだけを指定することができます。 また、一つも指定しなかった場合には、 デフォルトの機能である gfmd ホスト名の一覧表示が行われます。 .SH "FUNCTIONS" .PP 下記は、\fBgfmdhost\fRコマンドの機能一覧です。二つ以上の機能を同時に 指定することはできません。 .PP 無指定 .RS 4 登録されているgfmdホストのホスト名一覧を、 アルファベット順で表示します。 .RE .PP \fB\-l\fR .RS 4 登録されている gfmd ホストのホスト名一覧を、 詳細情報と共に表示します。クラスタ名ごとにホスト名を アルファベット順で表示します。 .sp 詳細情報は次の順に表示されます。 .sp \fB接続状態 (+|||\-|?|x|e|u)\fR .sp "+" はマスター gfmd と正常に接続し、現在メタデータが同期している ことを表します。 "|" はマスター gfmd と正常に接続しているが、メタデータの同期が 完了していないことを表します。これは、たとえ同期スレーブサーバで あっても、接続開始時には起きますし、いったん同期が完了した後で も、メタデータ転送の瞬間には起きることがあります。 "\-" は接続していないことを表します。 "?" は、マスター gfmd と接続直後でまだ状態が判明してないか、あるいは Gfarm\-2\&.5\&.0 の gfmd に対して、Gfarm\-2\&.5\&.1 以降の gfmdhost コマンド から接続した場合に表示されます。 "x" はマスター gfmd と接続できたものの、切断している間の更新量が 多く自動同期が不可能となり、バックエンド・データベースのダンプ・ リストアを用いて同期をとる必要が生じていることを表します。 "e" は何らかのエラーが生じ、ログの調査が必要なことを表します。 "x" および "e" については、そのスレーブgfmdが停止した後でも、 表示が続きます。 "u" は、マスター gfmd と接続しているが、この gfmdhost コマンドでは サポートしていない状態にあることを示します。 Gfarm\-2\&.5\&.0 の gfmd に対して、Gfarm\-2\&.5\&.1 以降の gfmdhost コマンド から接続した場合に表示されます。 マスター gfmd は常に "+" です。 .sp \fBサーバ種別 (master|slave)\fR .sp マスターであるか、スレーブであるかを表します。 .sp \fBレプリケーション種別 (sync|async|\-)\fR .sp sync は同期レプリケーション、 async は非同期レプリケーションを表します。 マスター gfmd には "\-" が表示されます。 .sp \fBマスター候補の設定 (c|m|s)\fR .sp m はデフォルトのマスター、c はマスター候補、 s はスレーブ専用の gfmd を表します。 .sp \fBクラスタ名\fR .sp gfmd が属するクラスタ名です。 デフォルトのクラスタは "(default)" と表示されます。 .RE .PP \fB\-N\fR .RS 4 接続したメタデータサーバのホスト名とポート番号を表示します。 .RE .PP \fB\-c\fR .RS 4 引数で指定した gfmd ホストを登録します。 任意でオプション \-C、\-p、\-t を指定します。 .RE .PP \fB\-m\fR .RS 4 引数で指定した gfmd ホストを変更します。 任意でオプション \-C、\-p、\-t を指定します。 .RE .PP \fB\-d\fR .RS 4 引数で指定した gfmd ホストを削除します。 マスター gfmd を削除することはできません。 .RE .PP \fB\-?\fR .RS 4 引数オプションを表示します。 .RE .SH "OPTIONS" .PP \fB\-C\fR \fIクラスタ名\fR .RS 4 \-c, \-m 機能で gfmd ホストが属するクラスタ名を指定します。 省略した場合、デフォルトのクラスタに属します。 .sp クラスタ名は同期レプリケーションのグループを表します。 マスター gfmd と同一のクラスタに所属する gfmd 間は同期レプリケー ションとなり、それ以外の gfmd は非同期レプリケーションとなります。 同期レプリケーションが行われているスレーブ gfmd は、 メタデータ操作を失うことなくマスター gfmd に昇格することが可能です。 .RE .PP \fB\-p\fR \fIポート番号\fR .RS 4 \-c, \-m 機能で gfmd のポート番号を指定します。 省略した場合、デフォルトのポート番号 601 を指定したことになります。 .RE .PP \fB\-t\fR {m|c|s} .RS 4 \-c, \-m 機能でマスター候補の設定を指定します。 m はデフォルトのマスター、c はマスター候補、 s はスレーブ専用を表します。 省略した場合、c を指定したことになります。 デフォルトのマスターをマスター候補およびスレーブ専用へ、 直接変更することはできません。 デフォルトのマスター以外の gfmd を \-t m によりデフォルトのマスターに変更すると、 以前のデフォルトのマスターがマスター候補に変更されます。 .RE .PP \fB\-P\fR \fIpath\fR .RS 4 このコマンドがアクセスするメタデータサーバを特定するための パス名または Gfarm URL を指定します。 省略した場合は、"/" を指定したのと同じ意味になります。 .RE .PP \fB\-1\fR .RS 4 このオプションを付与すると、gfmdhost はメタデータサーバ 1 台だけ に対して接続を試みます。 このとき接続を試みるのは、\-P オプションで指定されたサーバか、 \-P オプションが付与されていない場合は gfarm2\&.conf ファイルの中の metadb_server_host 行に指定されたサーバとなります。 .RE .SH "SEE ALSO" .PP \fBgfarm2.conf\fR(5)