.\" .\" Japanese Version Copyright (c) 2004 Yuichi SATO .\" all rights reserved. .\" Translated Sun May 16 12:07:45 JST 2004 .\" by Yuichi SATO .\" .TH WARNQUOTA 8 .SH 名前 warnquota \- quota を超過したユーザーにメールを送る .SH 書式 .B warnquota [ .B \-ugsid ] [ .B \-F .I quotaformat ] [ .B \-q .I quotatab ] [ .B \-c .I configfile ] [ .B \-a .I adminsfile ] .SH 説明 .B warnquota は各ファイルシステムのディスク quota を調べて、 制限に達したユーザーに警告メッセージのメールを送る。 通常は .BR cron (8) を用いて実行される。 .TP .B -F \f2quotaformat\f1 指定されたフォーマットで設定を行う (つまり、フォーマットの自動判定を行わない)。 指定可能なフォーマット名は以下の通り: .B vfsold (バージョン 1 の quota), .B vfsv0 (バージョン 2 の quota), .B rpc (NFS 越しの quota), .B xfs (XFS ファイルシステム上の quota)。 .TP .B -q \f2quotatab\f1 デバイス記述文字列を書いたファイルとして、 .I /etc/quotatab ではなく .I quotatab を使う (書式は例のファイルを参照すること)。 .TP .B -c \f2configfile\f1 設定ファイルとして、 .I /etc/warnquota.conf ではなく .I configfile を使う (書式は例のファイルを参照すること)。 .TP .B -a \f2adminsfile\f1 グループの管理者を書いたファイルとして、 .I /etc/quotagrpadmins ではなく .I adminsfile を使う。 .TP .B -u ユーザーが quota を超過していないかを調べる (これがデフォルトである)。 .TP .B -g グループが quota を超過していないかを調べる。 グループが quota を超過している場合、 /etc/quotagrpadmins で指定されているユーザーにメールが送られる。 .TP .B -s 使用容量・使用 inode・使用限度を、デフォルトの単位ではなく、 より適切な単位で報告する。 .TP .B \-i automount でマウントされたマウントポイントを無視する。 .TP .B -d E メールに quota のレポートを添付しない。 .SH ファイル .PD 0 .TP 20 .B aquota.user ファイルシステムのルートに置かれた quota ファイル (バージョン 2 の quota, XFS 以外のファイルシステム)。 .TP .B quota.user ファイルシステムのルートに置かれた quota ファイル (バージョン 1 の quota, XFS 以外のファイルシステム)。 .TP .B /etc/warnquota.conf 設定ファイル。 .TP .B /etc/quotatab デバイスの記述。 .TP .B /etc/quotagrpadmins グループの管理者。 .TP .B /etc/mtab デフォルトのファイルシステム。 .TP .B /etc/passwd デフォルトのユーザーのセット。 .PD .SH 関連項目 .BR quota (1), .BR cron (8), .BR edquota (8). .SH 著者 .BR warnquota (8) は Marco van Wieringen によって書かれ、 Jan Kara によって修正された。 このリファレンスページは Heiko Schlittermann によって書かれ、 Jan Kara によって修正された。