.\"******************************************************************* .\" .\" This file was generated with po4a. Translate the source file. .\" .\"******************************************************************* .\" .\" Japanese Version Copyright (c) 1996 NAKANO Takeo all rights reserved. .\" Translated Mon 22 Jun 1998 by NAKANO Takeo .\" .\" Modified to reflect changes at-3.1.14 .\" Fri 1 Aug 2014, by Takayuki Ogawa .\" .\" Medified some translation .\" Fri 25 March 2022, by ribbon .\" .TH ATD 8 2009\-11\-14 .SH 名前 atd \- 後の実行のためにキューに入れられたジョブを実行する .SH 書式 \fBatd\fP [\fB\-l\fP \fIload_avg\fP] [\fB\-b\fP \fIbatch_interval\fP] [\fB\-d\fP] [\fB\-f\fP] [\fB\-s\fP] .SH 説明 \fBatd\fP は \fBat\fP(1) によってキューに入れられたジョブを実行します。 .PP .SH オプション .TP 8 \fB\-l\fP 負荷の制限を設定します。 バッチジョブは、 これを超えた場合には実行されません。 これはコンパイル時に設定された 0.8 を上書きします。 \fIn\fP 個の CPU を持つ SMP システムにおいては、 おそらくは \fIn\-1\fP に設定するのが適切です。 .TP 8 \fB\-b\fP 2 つのバッチジョブを起動する間隔の最小値を、 秒単位で指定します (デフォルトは 60)。 .TP 8 \fB\-d\fP デバッグモード。 \fBsyslog\fP(3) を利用せずに、 エラーメッセージを標準エラー出力に表示します。 \fB\-f\fP の指定を暗に含みます。 .TP \fB\-f\fP \fBatd\fP をフォアグラウンドで実行します。 .TP 8 \fB\-s\fP at/batch キューを一回のみ処理します。 これは \fBat\fP の旧版との互換性のために主に使用します。 \fBatd \-s\fP は古い \fBatrun\fP コマンドと同じです。 .SH 警告 スプールディレクトリが NFS 経由でマウントされている場合は、 \fIno_root_squash\fP が設定されていても \fBatd\fP は動作しません。 .SH ファイル \fI/var/spool/atjobs\fP ジョブを保存するディレクトリです。 モードは 700、 所有者は daemon とします。 .PP \fI/var/spool/atspool\fP 出力結果を保存するディレクトリです。 モードは 700、 所有者は daemon とします。 .PP \fI/etc/at.allow\fP, \fI/etc/at.deny\fP は、 \fBat\fP システムを使用できるユーザーを定めます。 .SH 関連項目 \fBat\fP(1), \fBat.deny\fP(5), \fBat.allow\fP(5), \fBcron\fP(8), \fBcrontab\fP(1), \fBsyslog\fP(3). .SH バグ \fBatd\fP の機能は \fBcron\fP(8) にマージされることが必要です。