.\" -*- nroff -*- .\" Copyright 2003 by Theodore Ts'o. All Rights Reserved. .\" This file may be copied under the terms of the GNU Public License. .\" .\" Japanese Version Copyright (c) 2004 Yuichi SATO .\" all rights reserved. .\" Translated Sat Mar 6 14:22:05 JST 2004 .\" by Yuichi SATO .\" .TH LOGSAVE 8 "December 2010" "E2fsprogs version 1.41.14" .SH 名前 logsave \- コマンドの出力をログファイルに保存する .SH 書式 .B logsave [ .B \-asv ] .I logfile cmd_prog [ ... ] .SH 説明 .B logsave プログラムは、指定された引き数をつけて .I cmd_prog を実行し、出力のコピーを .I logfile に保存する。 .I logfile を置くディレクトリが存在しない場合、 書き出せるようになるまで .B logsave は出力をメモリ内に蓄えておく。 出力のコピーは標準出力にも書き出される。 .PP .I cmd_prog が 1 個のハイフン ('-') の場合、 .B logsave は、プログラムを実行する代わりに標準入力から入力を取得し、 .I logfile に書き出す。 .PP .B logsave は /var パーティションがマウントされるまで 初期ブートスクリプトの出力を保存しておくのに役立つ。 そして (/var パーティションがマウントされたときに)、 出力を /var/log に書き出すことができる。 .SH オプション .TP .B \-a このオプションを指定すると、出力で .I logfile の現在の内容を置き換えるのではなく、出力を追加する。 .TP .B \-s このオプションを指定すると、 .B logsave は control-A (ASCII 001 または Start of Header) と control-B (ASCII 002 または Start of Text) で囲まれた 文字列をログファイルに書かないで飛ばす。 これにより、ユーザに対してはプログレスバーの情報をコンソールで見せて、 ログファイルには書き込まないことが可能になる。 .TP .B \-v このオプションを指定すると、 .B logsave のユーザへの出力をより詳細にできる。 .SH 著者 Theodore Ts'o (tytso@mit.edu) .SH 関連項目 .BR fsck (8)