.\" $Id: autofs.8.in,v 1.4 2005/01/05 10:12:42 raven Exp $ .\" .\" Japanese Version Copyright (c) 2005 Yuichi SATO .\" all rights reserved. .\" Translated Sun Jul 3 06:08:02 JST 2005 .\" by Yuichi SATO .\" .TH AUTOFS 8 "9 Sep 1997" .SH 名前 /etc/rc.d/init.d/autofs \- オートマウントシステムの制御スクリプト .SH 書式 .B /etc/rc.d/init.d/autofs .I start|stop|reload|status .SH 説明 .B autofs は Linux システム上で動作している .BR automount (8) デーモンの動作を制御する。 通常 .B autofs はシステムのブート時に .I start 引き数を付けて呼び出され、 シャットダウン時に .I stop 引き数を付けて呼び出される。 .B autofs スクリプトはシステム管理者が手動で呼び出して、 オートマウントシステムのシャットダウン・ 再起動・再読み込みをさせることもできる。 .P .SH 動作 .B autofs は設定ファイル .I /etc/auto.master .RB ( auto.master (5) を参照) を読んで、システム上のマウントオプションを見つける。 各マウントオプションについて、適切な引き数を付けて .BR automount (8) プロセスが開始される。 オートマウントシステムのアクティブなマウントポイントは .B /etc/rc.d/init.d/autofs status コマンドでチェックすることができる。 .I auto.master 設定ファイルに .P .I +map .B [options] .P という行がある場合、スクリプトは同じ名前の NIS マップをチェックする。 そのようなマップが存在する場合、そのマップは任意のオプション引き数を付けて auto.master マップと同じ方法で処理される。 .P .B /etc/rc.d/init.d/autofs reload は実行中のデーモンに現在の auto.master マップをチェックさせる。 エントリが変更されたデーモンは kill され、 新しいエントリまたは変更されたエントリのデーモンが開始される。 .P マップが変更されると、その変更はすぐに有効になる。 .I auto.master マップが変更された場合、変更を有効にするために .B autofs スクリプトを再実行しなければならない。 .P .B /etc/rc.d/init.d/autofs status は現在の設定と現在実行中の automount デーモンのリストを表示する。 .SH 関連項目 .BR automount (8), .BR autofs (5), .BR auto.master (5). .SH 著者 この man ページは Christoph Lameter によって Debian GNU/Linux システムのために書かれた。 H. Peter Anvin によって編集された。