.\" Copyright (C) 1999 David A. Hinds -- dahinds@users.sourceforge.net .\" setpnp.8 1.3 2000/06/12 21:24:49 .\" .\" Japanese Version Copyright (c) 2000 NAKANO Takeo all rights reserved. .\" Translated Sun May 14 2000 by NAKANO Takeo .\" Updated Tue Oct 24 20:08:41 JST 2000 .\" by Yuichi SATO .\" .TH SETPNP 8 "2000/06/12 21:24:49" "pcmcia-cs" .SH 名前 setpnp \- Plug & Play BIOS のデバイスリソースを変更する .SH 書式 .B setpnp .RB [ -b ] .I device resource... .br .B setpnp .RB [ -b ] .I device {on|off} .SH 説明 このユーティリティは、 Plug & Play BIOS デバイスノードの システムリソース情報を更新する。デバイスは 2 桁 16 進の ノード番号によって指定する。 1 番目の形式では、リソースのリストはコマンドラインから与えられる。 あるいは、デバイスを単に on (ブート時の設定にリセットする) にしたり off (全てのリソースを無効にする) にすることもできる。 .PP リソースの型は 4 つある。 "io", "mem", "irq", "dma" である。 リソースリストは、リソース型とその値をスペースで区切ったペアからなる。 一つのリソース型に複数の値を与えるときはコンマで区切る。 値は単一の値のこともあるし、 ダッシュ ("\-") で区切られた範囲のこともある。 例を示す。 .sp .RS .nf setpnp 0d io 0x2f8-0x2ff irq 3 setpnp 12 io 0x350-0x35f,0x2f8-0x2ff irq 3 irq 10 .RE .fi .sp 型の並び順は重要ではない。しかし同じ型に 2 つ以上の指定がなされたときは、 それらの間の並び順が重要となる。 Plug & Play BIOS は不正な設定を拒否するが、 .B setpnp はなぜその設定が拒否されたかを調べようとはしない。 .PP デフォルトでは、現在の (動的な) デバイス設定情報が修正される。 .B \-b オプションを用いると、デバイスのブート時 (静的) 情報を更新できる。 デバイスによっては次回のブート時でないと再設定できないかもしれない。 このコマンドを誤って用いると、正しく動作しているシステムデバイスを 無効にしてしまい、システムをブート不能にしてしまうかもしれない。 .SH オプション .TP .B \-b ブートモード: デバイスのリソース情報を更新し、 これが次回のブートで (現在のリソース情報の代わりに) 使われることになる。 .SH ファイル .TP /proc/bus/pnp/... Plug & Play BIOS デバイスサービスのカーネルインターフェース .SH 著者 David Hinds \- dahinds@users.sourceforge.net .SH 関連項目 .BR lspnp (8)