.\" .\" Japanese Version Copyright (c) 1998-2000 Atsushi Ito & NAKANO Takeo .\" all rights reserved. .\" Translated Fri Sep 11 16:08:39 JST 1998 .\" by Atsushi Ito .\" Proofed, Updated & Modified Mon 29 May 2000 .\" by NAKANO Takeo .\" .\"WORD: return code リターンコード .\"WORD: non-zero 非ゼロ .TH PIDOF 1 "May 6, 1998" "Linux" "User Commands" .SH 名前 pidof \- 名前でプロセスを見つけ、それらの PID を一覧表示する .SH 書式 .ad l .B pidof .RB [ \-eg ] .I name ... .br .B pidof .RB \-V .ad b .SH 説明 .B pidof は、指定されたいずれかのコマンドを実行しているプロセス全ての PID を一覧表示する。 .PP コマンド名がスラッシュ (\fB/\fP) を含む場合は、 その指定したファイルを実行しているプロセスが (実行時の名前が違っていても) 選択される。 .PP 指定したコマンドのプロセスがひとつも見つからなければ、 .B pidof は 0 以外のリターンコードを返す。 各コマンドに対応するプロセスがひとつでも見つかれば、 .B pidof はゼロを返す。 .SH オプション .IP \fB\-e\fP とても長い名前に対して完全一致を要求する。 コマンド名が 15 文字よりも長いと、そのフルネームが利用できない (スワップアウトされている) ことがあるかもしれない。 この場合 \fBpidof\fP は先頭 15 文字まで一致するもの全てを一覧表示する。 \fB\-e\fP オプションを付けると、そのような項目は黙ってスキップされる。 .IP \fB\-g\fP プロセス ID の代わりにプロセスグループの ID を表示する。 同じプロセスグループ ID を持つプロセスが複数見つかった場合は、 最初のプロセスだけを表示する。 .IP \fB\-V\fP バージョン情報を表示する。 .SH ファイル .nf /proc proc ファイルシステムの場所 .SH 既知のバグ ファイルによるプロセスの選択は、 実行ファイルがその実行中にオープン状態に置かれる場合にのみ有効である。 すなわち impure な実行ファイルをこの方法で選択することはできない。 .SH 著者 Werner Almesberger .SH 関連項目 .BR killall (1), .BR fuser (1), .BR ps (1) .\"{{{}}}