.\" Copyright (C) 1998 David A. Hinds -- dahinds@users.sourceforge.net .\" ifport.8 1.9 2000/06/12 21:24:48 .\" .\" Japanese Version Copyright (c) 2000 NAKANO Takeo all rights reserved. .\" Translated Sun May 14 2000 by NAKANO Takeo .\" Updated Tue Oct 24 20:08:41 JST 2000 .\" by Yuichi SATO .\" .TH IFPORT 8 "2000/06/12 21:24:48" "pcmcia-cs" .SH 名前 ifport \- ネットワークインターフェースのトランシーバのタイプを選択する .SH 書式 .B ifport .I interface .RB [ auto | 10baseT | 10base2 | aui | 100baseT | ## ] .SH 説明 .B ifport は指定したネットワークインターフェースのトランシーバタイプを設定する。 複数のトランシーバタイプをサポートするドライバのためのコマンドである。 タイプを指定しなかった場合は現在のタイプが表示される。 タイプは数値でもキーワードでも指定できる。 標準的な 5 つのトランシーバタイプ .RB ( auto ", " 10baseT ", " 10base2 ", " aui ", " 100baseT ) がそれぞれコードの 0 から 4 に対応している。 これはすべての Linux PCMCIA ネットワークドライバで同じである。 キーワードマッチは英大文字小文字を区別しない。 .PP 既にインターフェースがオープンしている場合には、 ネットワークドライバはそのカードに 新しいトランシーバタイプを再設定することはできない。 .B ifport は .B ifconfig によるインターフェースの設定に先立って行うのが望ましく、 こうすれば新しい設定がすぐに有効となることを保証できる。 .PP このユーティリティは 16 ビット PC カードドライバの一部でしか動作しない。 使えるドライバは .BR 3c589_cs , .BR nmclan_cs , .BR pcnet_cs , .BR smc91c92_cs , .B xirc2ps_cs である。他のドライバに対して用いると、 .B ifport はいい加減なドライバ設定を返すか、 「Operation not supported」というレポートを返す。 .SH 返り値 .TP .B ioctl: Operation not supported このネットワークデバイスがマニュアルのトランシーバ選択を サポートしていないことを示す。トランシーバの選択肢がひとつしかない、 デバイスが常に適切なトランシーバを自動選択する、などが考えられる。 .SH 著者 David Hinds \- dahinds@users.sourceforge.net .SH 関連項目 .BR ifconfig (8)