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FMT(1) ユーザーコマンド FMT(1)

名前

fmt - 簡素で最適なテキスト整形ツール

書式

fmt [ -WIDTH] [OPTION]... [FILE]...

説明

FILE 内の各段落を再整形して標準出力に出力します。オプション -WIDTH--width=DIGITS の省略形です。
長いオプションに必須の引数は短いオプションにも必須です。
-c, --crown-margin
先頭 2 行のインデントを保護する
-p, --prefix=STRING
STRING で始まる行のみ再整形する。 再整形した行には先頭に STRING をつける
-s, --split-only
長い行を分割する。ただしインデントは行わない
-t, --tagged-paragraph
1 行目と 2 行目とでインデントが異なる段落を処理
-u, --uniform-spacing
単語の間には 1つ, 文の間には 2 つの空白を置く
-w, --width=NUMBER
最大行幅 (標準 75文字) を指定
-g, --goal=WIDTH
目標とする幅 (デフォルトは width の 93%)
--help
この使い方を表示して終了する
--version
バージョン情報を表示して終了する
ファイルの指定がなかったり、 - であった場合、標準入力から読み込みます。
GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> fmt の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。 完全な文書を参照する場合は info coreutils 'fmt invocation' を実行してください。

作者

作者 Ross Paterson。

著作権

Copyright © 2013 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
 
This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.

関連項目

fmt の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および fmt のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
info fmt
を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。
2014年5月 GNU coreutils