ddate -
グレゴリオ暦の日付をディスコルディア暦の日付に変換する
ddate [+format] [date]
ddate
は日付をディスコルディア暦の日付形式で表示する。
引き数なしで呼び出されると、
ddate
は現在のシステム日付を取得し、ディスコルディア暦の日付形式に変換して、
標準出力に表示する。
反対に、コマンドライン上からグレゴリオ暦の日付を
数字で日・月・年の形式で指定することもできる。
フォーマット文字列が指定された場合、ディスコルディア暦の日付が
この文字列で指定された形式で表示される。
この仕組みは
date(1)
のフォーマット文字列の仕組みと同様に動作するが、
フォーマットされた結果はほとんど完全に異なる。
フィールドを以下に示す:
- %A
- 週内日の完全な名前
(すなわち、Sweetmorn
のような形式)
- %a
- 週内日の省略した名前
(すなわち、SM
のような形式)
- %B
- 季節の完全な名前
(すなわち、Chaos
のような形式)
- %b
- 季節の省略した名前
(すなわち、Chs
のような形式)
- %d
- 序数表示した季節内通算日数
(すなわち、23
のような形式)
- %e
- 基数表示した季節内通算日数
(すなわち、23rd
のような形式)
- %H
- その日が祝日ならば、その祝日名
- %N
- その日が祝日でない限り、これ以降のフォーマットを表示しないようにする
マジックコード
- %n
- 改行
- %t
- タブ
- %X
- X-Day までの残り日数 (SubGenius
オプションが組み込まれていなければ有効でない)
- %{
- %}
- その日が聖 Tib
の日であった場合に、
"聖 Tib の日"
という単語に置き換えられる部分文字列を囲むのに使われる
- %.
- 試して見てみなさい
% ddate
Sweetmorn, Bureaucracy 42, 3161 YOLD
% ddate +'今日は %{%A, the %e of %B%}, %Y 年です。\
%N%n%H の日をお祝いしましょう。'
今日は Sweetmorn, the 42nd of Bureaucracy, 3161 年です。
% ddate +"その日は %{%A, the %e of %B%}, %Y 年です。\
%N%n%H の日をお祝いしましょう。" 26 9 1995
その日は Prickle-Prickle, the 50th of Bureaucracy, 3161 年です。
Bureflux の日をお祝いしましょう。
% ddate +"今日は %{%A, the %e of %B%}, %Y 年です。\
%N%n%H の日をお祝いしましょう。" 29 2 1996
今日は 聖 Tib の日, 3162 年です。
ddate(1) は、聖 Tib
の日の日付を表示するように指示されている場合に、
フォーマット文字列に聖
Tib の日を表すデリミタ
%{ と %}
が含まれていないと、
予期せぬ挙動をする。
`X-Day' が無事に過ぎた後、
SubGenius
教会は、その年がさかさまになったことを宣言した。
- つまり、X-Day は西暦 1998
年ではなく、実際には西暦
8661 年である。
したがって、本当の X-Day
は Cfn 40, 9827 である。
元々のプログラムは Druel
the Chaotic, aka Jeremy Johnson (mpython@gnu.ai.mit.edu)
が書いた。
Lee H:. O:. Smith, KYTP, aka Andrew Bulhak (acb@dev.null.org)
が大幅に書き直した。
Five tons of flax.
配布条件¶
Public domain. All rites reversed.
関連項目¶
date(1),
http://www.subgenius.com/
Malaclypse the Younger,
Principia Discordia, Or How I Found Goddess And What
I Did To Her When I Found Her