.\" .\" Original man-page is part of at-3.1.7. .\" .\" Copyright: 1993, 1994, 1995, 1996, 1997 (c) Thomas Koenig .\" 1993 (c) David Parsons .\" .\" This program is distributed in the hope that it will be useful, but .\" WITHOUT ANY WARRANTY; without even the implied warranty of .\" MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. See the GNU .\" General Public License for more details. .\" .\" Japanese Version Copyright (c) 1996 NAKANO Takeo all rights reserved. .\" Translated Mon 22 Jun 1998 by NAKANO Takeo .\" .TH ATD 8 "Mar 1997" local "Linux Programmer's Manual" .SH 名前 atd \- 後で実行するためにキューに入れられたジョブを実行する .SH 書式 .B atd .RB [ -l .IR load_avg ] .RB [ -b .IR batch_interval ] .RB [ -d ] .RB [ -s ] .SH 説明 .B atd は .BR at (1) によってキューに入れられたジョブを実行する。 .PP .SH オプション .TP 8 .B -l 負荷レベル (load factor) の限界値を指定する。これより大きい状態では、 batch ジョブは起動されない。コンパイル時のデフォルトの値は 0.8 である。 .I n 個の CPU からなる SMP システムでは、この値は .I n-1 より大きくすると良いだろう。 .TP 8 .B -b バッチジョブの起動間隔の最小値を秒単位で指定する (デフォルトは 60)。 .TP 8 .B -d デバッグモード。エラーメッセージを .BR syslog (3) に渡すのではなく、標準エラー出力に表示する。 .TP 8 .B -s at/batch キューを一回しか処理しない。これは主として古いバージョンの .B at との互換性を保つために用いられる。 .B "atd -s" は昔の .B atrun コマンドと等価である。以前との互換性のため、 .B "atd -s" を起動するスクリプトが .B /usr/sbin/atrun としてインストールされている。 .SH ファイル .I /var/spool/atjobs ジョブを保存するディレクトリ。このディレクトリはモードを 700、オーナーを daemon にするべきである。 .PP .I /var/spool/atspool 出力を保存するディレクトリ。このディレクトリはモードを 700、オーナーを daemon にするべきである。 .SH 関連項目 at(1), atrun(1), cron(1), crontab(1), syslog(3) .SH バグ .B atd の機能は .BR cron (1) へ統合されるべきである。