apt-show-source -
ソースパッケージのリストを出力する
このプログラムはソースパッケージに関する
APT のリストと dpkg
の状況ファイルを読み込み、
インストールされているものよりも大きいバージョンがあるすべてのパッケージを
表示します。
APT の sources.list の "deb"
の項目が stable
を指していて "deb-src"
の項目が unstable
を指している場合、これはとても有用でしょう。
unstable
に例えばプログラム XXXX
の新しいバージョンがある場合、
このプログラムを使うとそれを簡単に見付けることができます。
コマンドライン¶
省略可能な引数として、使用する
DPKG の状況ファイル、APT
の一覧のファイルや
パッケージの名前を指定できます。
また、表示のためのオプションもあります。
すべてのソースパッケージの表示、冗長な表示、バージョンの表示、
コマンドラインのヘルプの表示などです。
-stf FILE,
--status-file=FILE
/var/lib/dpkg/status の 代わりに
FILE
からインストール済みのパッケージを
読み込みます。
-ld DIRECTORY,
--list-dir=DIRECTORY
DIRECTORY で APT
の一覧のファイルの PATH
を指定する。
標準では /var/lib/apt/lists/
を使います。
-p PACKAGE,
--package=PACKAGE
PACKAGE
に関するインストール済みのパッケージとソースパッケージの
バージョンの情報を出力します。
--version-only
--package
と一緒に使うとバージョン番号だけが表示されます。
-a, --all
すべての利用可能なソースパッケージをバージョン番号と一緒に表示します。
-v, --verbose
冗長なメッセージを表示します。
-h, --help
コマンドラインヘルプを表示します。
Dennis Schoen, dennis@debian.org
関連項目¶
apt(1),
dpkg(1)