.\" DO NOT MODIFY THIS FILE! It was generated by help2man 1.44.1. .TH TEST "1" "2016年2月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド" .SH 名前 test \- ファイル種別の確認や値の比較を行う .SH 書式 .B test \fIEXPRESSION\fR .br .B test .br .B [ \fIEXPRESSION \fR] .br .B [ ] .br .B [ \fIOPTION\fR .SH 説明 .\" Add any additional description here .PP 終了ステータスは EXPRESSION によって決まります .TP \fB\-\-help\fR この使い方を表示して終了する .TP \fB\-\-version\fR バージョン情報を表示して終了する .PP EXPRESSION が省略されるとデフォルトでは偽 (false) になります。それ以外 の場合は EXPRESSION が真 (true) か偽 (false) かによって終了ステータス が設定されます。これは次のうちの一つになります: .TP ( EXPRESSION ) EXPRESSION が真 .TP ! EXPRESSION EXPRESSION が偽 .TP EXPRESSION1 \fB\-a\fR EXPRESSION2 EXPRESSION1 と EXPRESSION2 の両方が真 .TP EXPRESSION1 \fB\-o\fR EXPRESSION2 EXPRESSION1 と EXPRESSION2 のいずれかが真 .TP \fB\-n\fR STRING STRING の長さが 0 でない .TP STRING \fB\-n\fR STRING と等価 .TP \fB\-z\fR STRING STRING の長さが 0 .TP STRING1 = STRING2 両方の文字列が等しい .TP STRING1 != STRING2 両方の文字列が等しくない .TP INTEGER1 \fB\-eq\fR INTEGER2 INTEGER1 が INTEGER2 に等しい .TP INTEGER1 \fB\-ge\fR INTEGER2 INTEGER1 が INTEGER2 以上 .TP INTEGER1 \fB\-gt\fR INTEGER2 INTEGER1 が INTEGER2 より大きい .TP INTEGER1 \fB\-le\fR INTEGER2 INTEGER1 が INTEGER2 以下 .TP INTEGER1 \fB\-lt\fR INTEGER2 INTEGER1 が INTEGER2 未満 .TP INTEGER1 \fB\-ne\fR INTEGER2 INTEGER1 が INTEGER2 に等しくない .TP FILE1 \fB\-ef\fR FILE2 FILE1 と FILE2 が同じデバイスで inode も等しい .TP FILE1 \fB\-nt\fR FILE2 FILE1 が FILE2 より (更新された時刻が) 新しい .TP FILE1 \fB\-ot\fR FILE2 FILE1 が FILE2 より古い .TP \fB\-b\fR FILE FILE が存在し、かつブロックデバイスである .TP \fB\-c\fR FILE FILE が存在し、かつキャラクタデバイスである .TP \fB\-d\fR FILE FILE が存在し、かつディレクトリである .TP \fB\-e\fR FILE FILE が存在する .TP \fB\-f\fR FILE FILE が存在し、かつ通常ファイルである .TP \fB\-g\fR FILE FILE が存在し、かつ set\-group\-ID されている .TP \fB\-G\fR FILE FILE が存在し、かつ実効グループ ID によって所有されている .TP \fB\-h\fR FILE FILE が存在し、かつシンボリックリンクである (\fB\-L\fR と同じ) .TP \fB\-k\fR FILE FILE が存在し、かつスティッキービットが立っている .TP \fB\-L\fR FILE FILE が存在し、かつシンボリックリンクである (\fB\-h\fR と同じ) .TP \fB\-O\fR FILE FILE が存在し、かつ実効ユーザ ID によって所有されている .TP \fB\-p\fR FILE FILE が存在し、かつ名前付きパイプである .TP \fB\-r\fR FILE FILE が存在し、かつ読み込みが許可されている .TP \fB\-s\fR FILE FILE が存在し、かつ大きさが 0 より大きい .TP \fB\-S\fR FILE FILE が存在し、かつソケットである .TP \fB\-t\fR FD ファイル記述子 FD がターミナル上で開いている .TP \fB\-u\fR FILE FILE が存在し、かつ set\-user\-ID bit が立っている .TP \fB\-w\fR FILE FILE が存在し、かつ書き込みが許可されている .TP \fB\-x\fR FILE FILE が存在し、かつ実行 (または検索) が許可されている .PP \fB\-h\fR および \fB\-L\fR を除き、全ての FILE 関連のテストはシンボリックリンクを辿ります。 小括弧はシェルに対して (バックスラッシュなどによって) エスケープが必要なこと に注意してください。INTEGER は文字列の長さを返す \fB\-l\fR STRING を使うことも可能です。 .PP 備考: [ では \fB\-\-help\fR および \fB\-\-version\fR オプションを使えますが、test では 使えません。 test はそれらを空でない STRING として扱います。 .PP 注意: 使用しているシェルによっては組み込みコマンドとして test および/または [ を持っている場合 があり、通常はここで記述しているバージョンより優先的に使用されます。シェルの 文書を参照してオプションなどの詳細を確認してください。 .PP GNU coreutils のオンラインヘルプ: [ の翻訳に関するバグは に連絡してください。 完全な文書は にあります。 ローカルでは info '(coreutils) test invocation' で参照できます。 .SH 作者 作者 Kevin Braunsdorf および Matthew Bradburn。 .SH 著作権 Copyright \(co 2016 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later . .br This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law. .SH 関連項目 .B test の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 .B info および .B test のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド .IP .B info test .PP を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。