.\" Copyright (c) 1983, 1987 The Regents of the University of California. .\" All rights reserved. .\" .\" @(#)mailaddr.7 6.5 (Berkeley) 2/14/89 .\" .\" Extensively rewritten by Arnt Gulbrandsen . My .\" changes are placed under the same copyright as the original BSD page. .\" .\" Adjusted by Arnt Gulbrandsen in 2004 to .\" account for changes since 1995. Route-addrs are now even less .\" common, etc. Some minor wording improvements. Same copyright. .\" .\" %%%LICENSE_START(PERMISSIVE_MISC) .\" Redistribution and use in source and binary forms are permitted .\" provided that the above copyright notice and this paragraph are .\" duplicated in all such forms and that any documentation, .\" advertising materials, and other materials related to such .\" distribution and use acknowledge that the software was developed .\" by the University of California, Berkeley. The name of the .\" University may not be used to endorse or promote products derived .\" from this software without specific prior written permission. .\" THIS SOFTWARE IS PROVIDED ``AS IS'' AND WITHOUT ANY EXPRESS OR .\" IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, WITHOUT LIMITATION, THE IMPLIED .\" WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. .\" %%%LICENSE_END .\" .\"******************************************************************* .\" .\" This file was generated with po4a. Translate the source file. .\" .\"******************************************************************* .\" .\" Japanese Version Copyright (c) 1997 HANATAKA Shinya .\" all rights reserved. .\" Translated 1997-06-03, HANATAKA Shinya .\" Modified 2005-02-21, Akihiro MOTOKI .\" .TH MAILADDR 7 2004\-09\-15 Linux "Linux User's Manual" .UC 5 .SH 名前 mailaddr \- メールアドレスの説明 .SH 説明 .nh このマニュアルページでは、インターネットで使用される SMTP メール アドレスの簡単な紹介を行う。メールアドレスは一般的には .PP user@domain .PP の形である。 domain はサブドメインの階層を ドット (.) で 区切ってつないだものである。 以下の例は全て同じアドレスの正しい表記法である: .PP eric@monet.berkeley.edu .br Eric Allman .br eric@monet.berkeley.edu (Eric Allman) .PP ドメイン部分 ("monet.berkeley.edu") はメールを受信するドメインである。 ドメインはホスト名であってもよく、以前はホスト名が普通であったが、 そうである必要はない。ドメイン部分は大文字、小文字の区別はされない。 .PP ローカル部分 ("eric") は普通はユーザーの名前であるが、 その意味はローカルなソフトウェアによって定義される。 大文字、小文字を区別してもよいが、普通は区別されない。 ローカル部分がゴミのように見える場合は、それはたいて内部的な電子メール システムとインターネットの間にあるゲートウェイのせいである。 例えば、以下のようなものがある。 .PP "surname/admd=telemail/c=us/o=hp/prmd=hp"@some.where .br USER%SOMETHING@some.where .br machine!machine!name@some.where .br I2461572@some.where .PP (それぞれ、X.400 ゲートウェイ、 正しいインターネットサポートを欠いた勝手な内部メールシステム、 UUCP ゲートウェイでの例である。 最後のは単に間抜けなユーザー名である。) .PP 実名部分 ("Eric Allman") は <> の前に置くこともできるし、 ()に入れて最後に置くこともできる。(厳密に言うと、二つは全く同じ わけではないが、その違いはこのページの目的から外れるので言及しない。) 例えば "." などの文字を含む場合には名前を "" で括る必要がある: .PP "Eric P. Allman" .SS 省略形 .PP 多くのメールシステムがドメイン名の省略形を許している。 例えば berkeley.edu のユーザーは Eric Allman にメールを送るために "eric@monet" が使用できるかもしれない。 『この動作は推奨されるものではない』 正しく動作する場合もあるが、それをあてにすべきではない。 .SS 経路アドレス .PP 以前は、メッセージが最終目的地へ到達するために通過するホストを 指定しなければならないことが時々あった。 中継点を指定したアドレスを "経路アドレス (route\-addrs)" という。 以下の書式を使用する: .PP <@hosta,@hostb:user@hostc> .PP これは通信文を hosta に送り、そこから hostb に送り、最終的に hostc に 送ることを指定している。多くのホストは経路アドレスを無視して直接 hostc に送る。 .PP 今では経路アドレスが使われることはほとんどない。 古いメールアーカイブで時々に目にすることがある。 一般には実際のアドレスを求めるために "user@hostc" 以外の全て部分を無視 することもできる。 .SS "ポストマスター (postmaster)" .PP 全てのサイトは、メールシステムの問題を知らせる宛て先として、 "postmaster" というユーザーか別名定義 (alias) を用意しなければ ならない。 "postmaster" のアドレスは大文字、小文字の区別はされない。 .SH ファイル \fI/etc/aliases\fP .br \fI~/.forward\fP .SH 関連項目 \fBbinmail\fP(1), \fBmail\fP(1), \fBmconnect\fP(1), \fBaliases\fP(5), \fBforward\fP(5), \fBsendmail\fP(8), \fBvrfy\fP(8) RFC\ 2822 (Internet Message Format) .SH この文書について この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。