.\" DO NOT MODIFY THIS FILE! It was generated by help2man 1.44.1. .TH INSTALL "1" "2016年2月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド" .SH 名前 install \- install 8.25 のマニュアルページ .SH 書式 .B install [\fIOPTION\fR]... [\fI-T\fR] \fISOURCE DEST\fR .br .B install [\fIOPTION\fR]... \fISOURCE\fR... \fIDIRECTORY\fR .br .B install [\fIOPTION\fR]... \fI-t DIRECTORY SOURCE\fR... .br .B install [\fIOPTION\fR]... \fI-d DIRECTORY\fR... .SH 説明 .\" Add any additional description here .PP install プログラムは選択したコピー先にファイル (通常は直前にコンパイルした ファイル) をコピーします。 GNU/Linuxシステムですぐに使用できるパッケージ をダウンロードしてインストールしたい場合は、 yum(1) や apt\-get(1) のような パッケージマネージャーを代わりに使用してください。 .PP 最初の 3 個の書式は SOURCE から DEST へ、または複数の SOURCE を既存の DIRECTORY に、パーミッションモード、所有者/グループを設定しながらコピーします。 4 番目の書式は、指定された DIRECTORY を必要であれば親ディレクトリも含めて作成します。 .PP 長いオプションで必須となっている引数は短いオプションでも必須です。 .TP \fB\-\-backup\fR[=\fICONTROL\fR] コピー先にファイルが存在する場合は各ファイルのバック アップを作成する .HP \fB\-b\fR \fB\-\-backup\fR と同様だが引数を取ることができない .TP \fB\-c\fR (無視される) .TP \fB\-C\fR, \fB\-\-compare\fR コピー元とコピー先の組をそれぞれ比較する。それらが同じ 場合はコピー先を変更しない .TP \fB\-d\fR, \fB\-\-directory\fR 全ての引数をディレクトリとして扱う。指定したディレクトリ の構成要素を全て作成する .TP \fB\-D\fR DEST の指定で存在しないディレクトリがあればすべて作成する (但し DEST 自身は除く)。 \fB\-\-target\-directory\fR の場合は 親ディレクトリも含めてすべてのディレクトリを作成する。 その後、SOURCED から DEST へのコピーを行う。 .TP \fB\-g\fR, \fB\-\-group\fR=\fIGROUP\fR グループ所有権を、プロセスの現在のグループではなく、 GROUP に設定する .TP \fB\-m\fR, \fB\-\-mode\fR=\fIMODE\fR パーミッションを rwxr\-xr\-x ではなく MODE (chmod と同じ 指定方法) に設定する .TP \fB\-o\fR, \fB\-\-owner\fR=\fIOWNER\fR 所有権を設定する (スーパーユーザーのみ) .TP \fB\-p\fR, \fB\-\-preserve\-timestamps\fR DESTINATION ファイルのアクセス・変更時刻を SOURCE の時刻に設定する .TP \fB\-s\fR, \fB\-\-strip\fR シンボルテーブルを strip する .TP \fB\-\-strip\-program\fR=\fIPROGRAM\fR バイナリを strip する時に使用されるプログラム .TP \fB\-S\fR, \fB\-\-suffix\fR=\fISUFFIX\fR バックアップ接尾子を SUFFIX にする .TP \fB\-t\fR, \fB\-\-target\-directory\fR=\fIDIRECTORY\fR 全ての SOURCE 引数を DIRECTORY にコピーする .TP \fB\-T\fR, \fB\-\-no\-target\-directory\fR DEST を通常ファイルとして扱う .TP \fB\-v\fR, \fB\-\-verbose\fR ディレクトリを作成したときにその名前を表示する .TP \fB\-\-preserve\-context\fR SELinux セキュリティコンテキストを保持する .TP \fB\-Z\fR コピー先ファイルの SELinux セキュリティコンテキストを デフォルトタイプに設定する .TP \fB\-\-context\fR[=\fICTX\fR] \fB\-Z\fR と同様だが、 CTX が指定された場合は、 SELinux や SMACK のセキュリティコンテキストを CTX に設定する .TP \fB\-\-help\fR この使い方を表示して終了する .TP \fB\-\-version\fR バージョン情報を表示して終了する .PP \fB\-\-suffix\fR も環境変数 SIMPLE_BACKUP_SUFFIX も設定されていない場合、 バックアップ接尾辞は '~' になります。 バージョン管理方法は \fB\-\-backup\fR オプションや VERSION_CONTROL 環境変数で 選択できます。以下の値を指定できます: .TP none, off バックアップを作成しない (\fB\-\-backup\fR を付けた時でも) .TP numbered, t 番号付きバックアップを作成する .TP existing, nil 番号付きバックアップがあれば番号付き、 .IP そうでなければ、simple で作成する .TP simple, never 常に簡易バックアップを作成 .PP GNU coreutils のオンラインヘルプ: install の翻訳に関するバグは に連絡してください。 完全な文書は にあります。 ローカルでは info '(coreutils) install invocation' で参照できます。 .SH 作者 作者 David MacKenzie。 .SH 著作権 Copyright \(co 2016 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later . .br This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law. .SH 関連項目 .B install の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 .B info および .B install のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド .IP .B info install .PP を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。