.\" -*-Nroff-*- .\" This page Copyright (C) 1993 Matt Welsh, mdw@sunsite.unc.edu. .\" Freely distributable under the terms of the GPL .\" .\" Translated Fri Sep 4 22:54:33 JST 1998 .\" by Kanda Mitsuru .\" Updated & modified Sat 26 Jan 2003 .\" by NAKANO Takeo .\" Updated & modified Fri Jul 8 03:08:47 JST 2005 .\" by Yuichi SATO .\" .TH FREE 1 "20 Mar 1993 " "Cohesive Systems" "Linux User's Manual" .SH 名前 free \- システムの空きメモリと利用メモリの量を表示する。 .SH 書式 .BR "free " [ "\-b" " | " "\-k" " | " "\-m" "] [" "\-o" "] [" "\-s" .I delay .RB "] [" "\-t" "] [" "\-V" ] .SH 説明 \fBfree\fP はシステムの物理メモリとスワップメモリそれぞれに対して、 使用量と空き容量を表示し、カーネルが用いているバッファも表示する。 共有メモリの欄は無視してほしい。これは古い機能の名残である。 .SS オプション \fB-b\fP を指定するとメモリの量をバイト単位で表示し、 \fB-k\fP ではキロバイト単位で表示 (デフォルト) し、 \fB-m\fP ではメガバイト単位で表示する。 .PP \fB-t\fP を指定すると物理メモリ、スワップメモリの合計を示す行も表示する。 .PP \fB-o\fP を指定すると「バッファの分を増減した行」を表示しない。 \-o オプションを指定しない場合、\fBfree\fP は 使用中のメモリからバッファメモリを引いた値と、 未使用のメモリにバッファメモリを足した値とを報告する。 .PP \fB-s\fP オプションを指定すると \fIdelay\fP 秒間隔でポーリングを続ける。 実は delay の値には浮動小数点の数値を指定できる。 マイクロ秒単位の分解能が必要な遅延時間には .BR usleep (3) が用いられる。 .PP \fB-V\fP を指定するとバージョン情報を表示する。 .SH ファイル .ta .IR /proc/meminfo "\-\- メモリ情報 " .fi .SH 関連項目 .BR ps (1), .BR slabtop (1), .BR vmstat (8), .BR top(1) .SH 著者 Brian Edmonds によって書かれた。 バグ報告は まで送って欲しい。