.\" DO NOT MODIFY THIS FILE! It was generated by help2man 1.44.1. .TH EXPR "1" "2016年2月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド" .SH 名前 expr \- 式を評価する .SH 書式 .B expr \fIEXPRESSION\fR .br .B expr \fIOPTION\fR .SH 説明 .\" Add any additional description here .TP \fB\-\-help\fR この使い方を表示して終了する .TP \fB\-\-version\fR バージョン情報を表示して終了する .PP EXPRESSION の値を標準出力に出力します。下記は優先順位グループ毎に空白行 で区切って昇順に並べています。 EXPRESSION は以下の通りです。 .TP ARG1 | ARG2 ARG1 が null でも 0 でもない場合は ARG1。そうでなければ ARG2 .TP ARG1 & ARG2 両方の引数が null でも 0 でもない場合は ARG1。そうでなければ 0 .TP ARG1 < ARG2 ARG1 が ARG2 より小さい .TP ARG1 <= ARG2 ARG1 が ARG2 より小さいか等しい .TP ARG1 = ARG2 ARG1 が ARG2 と等しい .TP ARG1 != ARG2 ARG1 が ARG2 と等しくない .TP ARG1 >= ARG2 ARG1 が ARG2 より大きいか等しい .TP ARG1 > ARG2 ARG1 が ARG2 より大きい .TP ARG1 + ARG2 ARG1 と ARG2 の足し算 .TP ARG1 \- ARG2 ARG1 と ARG2 の引き算 .TP ARG1 * ARG2 ARG1 と ARG2 の掛け算 .TP ARG1 / ARG2 ARG1 の ARG2 による割り算 .TP ARG1 % ARG2 ARG1 の ARG2 による割り算のあまり .TP STRING : REGEXP STRING における正規表現 REGEXP によるパターン照合 .TP match STRING REGEXP STRING : REGEXP と同じ .TP substr STRING POS LENGTH STRING の部分文字列を返す。 POS は 1 から始まる .TP index STRING CHARS STRING から CHARS が見つかった場所を返す。 .IP 見つからなければ 0 .TP length STRING STRING の長さ .TP + TOKEN TOKEN が 'match' のようなキーワードや '/' の .IP ような演算子であっても、文字列として解釈する .TP ( 式 ) 式の値 .PP 多くの演算子はシェルに渡すためにエスケープするか引用符で囲む必要があります。 比較は ARG がいずれも数値であれば大きさにより、それ以外の場合には辞書順に より行われます。パターン照合は、 \e( と \e) の間、 もしくはヌル文字に一致した 文字列を返します。 \e( と \e) を使わない場合は一致する文字数か 0 を返します。 .PP 終了ステータスは EXPRESSION が null, 0 以外の場合は 0、 EXPRESSION が null, 0 の場合は 1、 EXPRESSION が構文エラーの場合は 2、 その他のエラーが発生した場合は 3 です。 .PP GNU coreutils のオンラインヘルプ: expr の翻訳に関するバグは に連絡してください。 完全な文書は にあります。 ローカルでは info '(coreutils) expr invocation' で参照できます。 .SH 作者 作者 Mike Parker、 James Youngman、および Paul Eggert。 .SH 著作権 Copyright \(co 2016 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later . .br This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law. .SH 関連項目 .B expr の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 .B info および .B expr のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド .IP .B info expr .PP を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。