wcsspn -
ワイド文字文字列を進み、ワイド文字の集合の文字をスキップする
#include <wchar.h>
size_t wcsspn(const wchar_t *wcs, const wchar_t *accept);
wcsspn() 関数は、 strspn(3)
関数に対応するワイド文字関数である。
この関数は、wcs
の先頭部分を調べ、accept
に列挙されている
ワイド文字だけによって構成される部分を最も長く取った場合の長さを求める。
言い換えると、この関数はワイド文字文字列
wcs
の中に、ワイド文字列
accept
に含まれていない文字が現われる最初の位置を探す。
返り値¶
wcsspn() 関数は、wcs
の先頭部分を調べ、accept
に列挙さ
れているワイド文字だけによって構成される部分を最も長く取った場合の長さ
を返す。
言い換えると、この関数はワイド文字文字列
wcs
の中に、ワイド文字列
accept
に含まれていない文字が現われる最初の位置を返す。
何も現われなかった場合には
wcslen(wcs) を返す。
マルチスレッディング (pthreads(7) 参照)¶
関数 wcsspn()
はスレッドセーフである。