.\" Copyright (c) Bruno Haible .\" .\" %%%LICENSE_START(GPLv2+_DOC_ONEPARA) .\" This is free documentation; you can redistribute it and/or .\" modify it under the terms of the GNU General Public License as .\" published by the Free Software Foundation; either version 2 of .\" the License, or (at your option) any later version. .\" %%%LICENSE_END .\" .\" References consulted: .\" GNU glibc-2 source code and manual .\" Dinkumware C library reference http://www.dinkumware.com/ .\" OpenGroup's Single UNIX specification .\" http://www.UNIX-systems.org/online.html .\" ISO/IEC 9899:1999 .\" .\" Modified Tue Oct 16 23:18:40 BST 2001 by John Levon .\"******************************************************************* .\" .\" This file was generated with po4a. Translate the source file. .\" .\"******************************************************************* .\" .\" Translated Sun Aug 29 15:03:42 JST 1999 .\" by FUJIWARA Teruyoshi .\" Updated Sat Oct 27 09:01:41 JST 2001 .\" by Yuichi SATO .\" .TH FGETWS 3 2011\-09\-28 GNU "Linux Programmer's Manual" .SH 名前 fgetws \- ワイド文字の文字列を FILE ストリームから読み込む .SH 書式 .nf \fB#include \fP .sp \fBwchar_t *fgetws(wchar_t *\fP\fIws\fP\fB, int \fP\fIn\fP\fB, FILE *\fP\fIstream\fP\fB);\fP .fi .SH 説明 \fBfgetws\fP() 関数は \fBfgets\fP(3) に対応するワイド文字関数である。 この関数は、最大 \fIn\-1\fP 文字のワイド文字を \fIws\fP が示すワイド文字の配列に読み込み、 終端のヌルワイド文字 (L\(aq\e0\(aq) を追加する。 この関数は、ワイド文字の改行文字を見つけ、これを格納すると読み込むのを止める。 この関数はストリームの終わりに達した場合も読み込みを止める。 .PP プログラマは、\fIws\fP には少なくとも \fIn\fP 文字のワイド文字を 格納できる領域を必ず確保していなければならない。 .PP これらの処理を停止せずに行いたいときは、 \fBunlocked_stdio\fP(3) を参照のこと。 .SH 返り値 \fBfgetws\fP() は成功すると \fIws\fP を返す。 既にストリームの終わりに達しているか、エラーが起きた場合には NULL を返す。 .SH 準拠 C99, POSIX.1\-2001. .SH 注意 \fBfgetws\fP() の動作は、現在のロケールの \fBLC_CTYPE\fP カテゴリーに依存する。 .PP \fBfopen\fP(3) システムコールに渡す追加の情報がない場合には、 \fBfgetws\fP() が実際にはマルチバイトシーケンスをストリームから読み込み、 これをワイド文字に変換すると期待することは適切である。 .PP この関数は信頼できない。なぜなら、入力に含まれるかもしれない ナルワイド文字を適切に処理することができないからである。 .SH 関連項目 \fBfgetwc\fP(3), \fBunlocked_stdio\fP(3) .SH この文書について この man ページは Linux \fIman\-pages\fP プロジェクトのリリース 3.79 の一部 である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man\-pages/ に書かれている。