'\" t .\" Title: weechat-headless .\" Author: Sébastien Helleu .\" Generator: Asciidoctor 1.5.8 .\" Manual: WeeChat マニュアル .\" Source: WeeChat 2.8 .\" Language: English .\" .TH "WEECHAT\-HEADLESS" "1" "" "WeeChat 2.8" "WeeChat マニュアル" .ie \n(.g .ds Aq \(aq .el .ds Aq ' .ss \n[.ss] 0 .nh .ad l .de URL \fI\\$2\fP <\\$1>\\$3 .. .als MTO URL .if \n[.g] \{\ . mso www.tmac . am URL . ad l . . . am MTO . ad l . . . LINKSTYLE blue R < > .\} .SH "名前" weechat\-headless \- 拡張可能なチャットクライアント (ヘッドレスモード) .SH "書式" .sp .nf \fBweechat\-headless\fP [\-a|\-\-no\-connect] [\-\-daemon] [\-d|\-\-dir ] [\-t|\-\-temp\-dir] [\-p|\-\-no\-plugin] [\-P|\-\-plugins ] [\-r|\-\-run\-command ] [\-s|\-\-no\-script] [\-\-upgrade] [debug\-option...] [plugin:option...] \fBweechat\-headless\fP [\-c|\-\-colors] \fBweechat\-headless\fP [\-h|\-\-help] \fBweechat\-headless\fP [\-l|\-\-license] \fBweechat\-headless\fP [\-v|\-\-version] .fi .br .SH "説明" .sp WeeChat (Wee Enhanced Environment for Chat) はフリーのチャットクライアントです。 高速で軽量、多くのオペレーティングシステムで動くように設計されています。 スクリプトを使って高度にカスタマイズと拡張可能です。 .sp \fBweechat\-headless\fP コマンドを使うことで、WeeChat をヘッドレスモード (インターフェースなし) で実行できます。 ヘッドレスモードはテストや WeeChat をデーモン化する (オプション "\-\-daemon" を使います) ために使われます。 .SH "オプション" .sp \fB\-a\fP, \fB\-\-no\-connect\fP .RS 4 WeeChat の起動時にサーバへの自動接続を行わない .RE .sp \fB\-c\fP, \fB\-\-colors\fP .RS 4 端末にデフォルト色を表示 .RE .sp \fB\-\-daemon\fP .RS 4 WeeChat をデーモン化してバックグラウンド実行 (\fBweechat\-headless\fP コマンドで起動した場合のみ有効) .RE .sp \fB\-d\fP, \fB\-\-dir\fP \fI\fP .RS 4 WeeChat のホームディレクトリを path に設定 (設定ファイル、ログ、 ユーザプラグイン、スクリプトに利用される)、初期値は "~/.weechat"。 (注意: パスが存在しない場合は WeeChat がディレクトリを作成します) このオプションを指定しなかった場合、環境変数 WEECHAT_HOME を使います (空でない限り)。 .RE .sp \fB\-t\fP, \fB\-\-temp\-dir\fP .RS 4 一時的に WeeChat のホームディレクトリを作成し、終了時にこれを削除します ("\-d" オプションと同時使用不可)。 .br このとき WeeChat が作るディレクトリの名前は "weechat_temp_XXXXXX" ("XXXXXX" はランダム文字列) です。このディレクトリはリスト (環境変数 "TMPDIR"、"/tmp" (オペレーティングシステムの種類によって異なります)、環境変数 "HOME"、カレントディレクトリ) で最初の利用可能なディレクトリの中に作られます。 .br 一時的なホームディレクトリは 0700 のパーミッションを設定されます (読み書き実行権限が所有者のみに与えられます)。 .RE .sp \fB\-h\fP, \fB\-\-help\fP .RS 4 ヘルプを表示 .RE .sp \fB\-l\fP, \fB\-\-license\fP .RS 4 WeeChat ライセンスを表示 .RE .sp \fB\-p\fP, \fB\-\-no\-plugin\fP .RS 4 プラグインの自動ロードを止める .RE .sp \fB\-P\fP, \fB\-\-plugins\fP \fI\fP .RS 4 起動時にロードするプラグインを指定 (/help weechat.plugin.autoload を参照してください)。 このオプションを使う場合、weechat.plugin.autoload オプションは無視されます。 .RE .sp \fB\-r\fP, \fB\-\-run\-command\fP \fI\fP .RS 4 起動後にコマンドを実行; 複数のコマンドを実行するには各コマンドをセミコロンで区切って下さい。 このオプションは複数回使用できます。 .RE .sp \fB\-s\fP, \fB\-\-no\-script\fP .RS 4 スクリプトの自動ロードを止める .RE .sp \fB\-\-upgrade\fP .RS 4 \f(CR/upgrade \-quit\fP コマンドで生成されるセッションファイルを使って WeeChat をアップグレード .RE .sp \fB\-v\fP, \fB\-\-version\fP .RS 4 WeeChat のバージョンを表示 .RE .sp \fBplugin:option\fP .RS 4 プラグインに渡すオプション .RE .SH "デバッグオプション" .sp \fB警告:\fP 以下のオプションはデバッグ用です。\fB通常利用時には使わないでください!\fP .sp \fB\-\-no\-dlclose\fP .RS 4 Do not call the function dlclose after plugins are unloaded. This is useful with tools like Valgrind to display stack for unloaded plugins. プラグインがアンロードされた後に関数 dlclose を呼び出さない。これは Valgrind などのツールを使ってアンロードされたプラグインのスタックを表示する際に有用です。 .RE .sp \fB\-\-no\-gnutls\fP .RS 4 GnuTLS ライブラリの init および deinit 関数を呼び出さない。これは Valgrind および electric\-fence などのツールを使って GnuTLS メモリエラーを避ける際に有用です。 .RE .sp \fB\-\-no\-gcrypt\fP .RS 4 Gcrypt ライブラリの init および deinit 関数を呼び出さない。これは Valgrind などのツールを使って Gcrypt メモリエラーを避ける際に有効です。 .RE .SH "プラグインオプション" .sp プラグインオプションに関する完全な文書は .URL "https://weechat.org/doc" "WeeChat ユーザーズガイド" " " のプラグインの章を参照してください。 .sp irc プラグインでは以下の様な URL で一時的なサーバに接続することができます: .sp .if n .RS 4 .nf irc[6][s]://[[nickname][:password]@]server[:port][/#channel1[,#channel2...]] .fi .if n .RE .sp "mynick" というニックネームで WeeChat IRC チャンネルサポートに参加するには: .sp .if n .RS 4 .nf irc://mynick@chat.freenode.net/#weechat .fi .if n .RE .sp IPv6 アドレスの後にポートを指定するには IPv6 アドレスを括弧に入れてください、例えば: .sp .if n .RS 4 .nf irc://mynick@[2001:db8:0:85a3::ac1f:8001]:6668/#test .fi .if n .RE .SH "ファイル" .sp $HOME/.weechat/weechat.conf .RS 4 WeeChat の主要設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/plugins.conf .RS 4 プラグイン設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/sec.conf .RS 4 保護されたデータを含む設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/alias.conf .RS 4 \fIalias\fP プラグイン用の設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/buflist.conf .RS 4 \fIbuflist\fP プラグイン用の設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/charset.conf .RS 4 \fIcharset\fP プラグイン用の設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/exec.conf .RS 4 \fIexec\fP プラグイン用の設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/fifo.conf .RS 4 \fIfifo\fP プラグイン用の設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/fset.conf .RS 4 \fIfset\fP プラグイン用の設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/guile.conf .RS 4 \fIguile\fP プラグイン用の設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/irc.conf .RS 4 \fIirc\fP プラグイン用の設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/javascript.conf .RS 4 \fIjavascript\fP プラグイン用の設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/logger.conf .RS 4 \fIlogger\fP プラグイン用の設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/lua.conf .RS 4 \fIlua\fP プラグイン用の設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/perl.conf .RS 4 \fIperl\fP プラグイン用の設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/php.conf .RS 4 \fIphp\fP プラグイン用の設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/python.conf .RS 4 \fIpython\fP プラグイン用の設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/relay.conf .RS 4 \fIrelay\fP プラグイン用の設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/ruby.conf .RS 4 \fIruby\fP プラグイン用の設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/script.conf .RS 4 \fIscript\fP プラグイン用の設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/spell.conf .RS 4 \fIspell\fP プラグイン用の設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/tcl.conf .RS 4 \fItcl\fP プラグイン用の設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/trigger.conf .RS 4 \fItrigger\fP プラグイン用の設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/xfer.conf .RS 4 \fIxfer\fP プラグイン用の設定ファイル .RE .sp $HOME/.weechat/weechat.log .RS 4 WeeChat ログファイル .RE .SH "関連項目" .sp \fBweechat\fP(1) .SH "著者" .sp この manpage を書いたのは Sébastien Helleu さんです。 .sp 翻訳したのは Ryuunosuke Ayanokouzi さんです。 .SH "著作権" .sp WeeChat は Sébastien Helleu さんと貢献者によって作成されています (完全なリストは AUTHORS.adoc ファイルを参照してください)。 .sp 著作権 \(co 2003\-2020 Sébastien Helleu .sp WeeChat はフリーソフトウェアです。あなたはこれを、フリーソフトウェア財団によって発行された GNU 一般公衆利用許諾契約書 (バージョン 2 か、希望によってはそれ以降のバージョンのうちどれか) の定める条件の下で再頒布または改変することができます。 .sp より詳しい情報は COPYING ファイルを読んでください。 .sp Web: \c .URL "https://weechat.org/" "" "" .SH "サポート / バグ報告" .sp 手助けを受けたりバグを報告するには: \c .URL "https://weechat.org/about/support" "" "" .SH "AUTHOR" .sp Sébastien Helleu