.\" Copyright 1999 Andreas Dilger (adilger@enel.ucalgary.ca) .\" .\" This man page was created for libuuid.so.1.1 from e2fsprogs-1.14. .\" .\" This file may be copied under the terms of the GNU Public License. .\" .\" Created Wed Mar 10 17:42:12 1999, Andreas Dilger .\" .\" Japanese Version Copyright 1999 by NAKANO Takeo. All Rights Reserved. .\" Translated Sat 23 Oct 1999 by NAKANO Takeo .\" Updated Tue 16 Nov 1999 by NAKANO Takeo .\" .TH UUIDGEN 1 "May 2006" "E2fsprogs version 1.39" .SH 名前 uuidgen \- UUID 値を生成するコマンドラインユーティリティ .SH 書式 .B uuidgen [ .B \-r | .B \-t ] .SH 説明 .B uuidgen プログラムは .BR libuuid (3) ライブラリを用いて、 UUID (universal unique identifier: 汎システム的に他とは重ならない識別子) を生成する。 新しい UUID は、ローカルシステムで以前に生成された UUID はもちろん、他のシステムで過去・未来に作成された/作成される UUID のいずれとも重ならないと考えて良い。 .PP .B uuidgen は二つのタイプの UUID を生成することができる。時刻ベースの UUID と 乱数ベースの UUID である。デフォルトでは、 質の良い乱数生成機構があれば .B uuidgen は乱数ベースの UUID を生成しようとする。そうでなければ 時刻ベースの UUID を生成する。 .B \-r または .B \-t オプションを指定すれば、二つのタイプのいずれかを生成するかを強制できる。 .SH オプション .TP .B \-r 乱数ベースの UUID を生成する。この方法は、ほとんどがランダムなビットから なる UUID を生成する。これを用いるには、オペレーティングシステムが .I /dev/random のような質の良い乱数生成機構を備えていなければならない。 .TP .B \-t 時刻ベースの UUID を生成する。この手法では、システムクロックと システムのイーサネットハードウェアアドレスが取得できればそれとに基づいて UUID を生成する。 .SH 返り値 1b4e28ba-2fa1-11d2-883f-b9a761bde3fb のような形式 .RB ( printf (3) フォーマットで書けば "%08x-%04x-%04x-%04x-%012x") の UUID が標準出力に書き出される。 .SH 準拠 OSF DCE 1.1 .SH 著者 .B uuidgen は Andreas Dilger によって libuuid のために作成された。 .SH 入手方法 .B uuidgen は e2fsprogs パッケージ付属の libuuid の一部であり、 http://e2fsprogs.sourceforge.net から入手できる。 .SH 関連項目 .BR libuuid (3)