.\" .\" nfsd(8) .\" .\" Copyright (C) 1999 Olaf Kirch .\" .\" Japanese Version Copyright (c) 2002 Yuichi SATO .\" all rights reserved. .\" Translated Mon Jan 14 06:18:26 JST 2002 .\" by Yuichi SATO .\" .TH rpc.nfsd 8 "31 May 1999" .SH 名前 rpc.nfsd \- NFS サーバープロセス .SH 書式 .BI "/usr/sbin/rpc.nfsd [-p " port "] " nproc .SH 説明 .B rpc.nfsd プログラムは NFS サービスのユーザーレベル部分を実装している。 主な機能は .B nfsd.o カーネルモジュールで処理される。 ユーザー空間プログラムは単に指定された番号の カーネルスレッドを開始するだけである。 .P NFS クライアントからのマウント要求を満たすために必要なサービスは .B rpc.mountd サーバーが提供する。 .SH オプション .TP .BI \-p " port" NFS リクエストを待ち受けるポートを通常とは異なるものにする。 デフォルトでは .B rpc.nfsd は 2049 番ポートで待ち受ける。 .TP .I nproc NFS サーバースレッドの数を指定する。 デフォルトでは 1 つのスレッドしか起動しない。 しかし、性能を最適化するためには複数のスレッドを使うべきである。 どのくらいにすればよいかは NFS クライアントの数とそれらによる負荷に依存するが、 最初は 8 スレッドくらいがよいだろう。 スレッド数を変更したときの効果は .BR nfsstat (8) プログラムを使ってチェックできる。 .SH 関連項目 .BR rpc.mountd (8), .BR exportfs (8), .BR rpc.rquotad (8), .BR nfsstat (8). .SH 著者 Olaf Kirch, Bill Hawes, H. J. Lu, G. Allan Morris III, その他の人々。